未来のインターネット技術コンテストが開かれるって!初心者にもわかる「イーサリンク・ハッカソン 2025」ってなんだろう?
こんにちは!メタバースの最新情報をわかりやすくお伝えするジョンです。最近、インターネットの世界では「メタバース」や「Web3(ウェブスリー)」なんて言葉を耳にする機会が増えてきましたよね。なんだか難しそう…って思うかもしれませんが、実は私たちの未来の生活を面白くしてくれるかもしれない技術がたくさん生まれているんですよ。
今日は、そんな未来の技術を作るための、とってもエキサイティングなイベントのニュースを見つけたので、ご紹介したいと思います!その名も「イーサリンク・ハッカソン 2025(Etherlink Hackathon 2025)」です!
そもそも「ハッカソン」って何?
「ハッカソン」という言葉、初めて聞く人もいるかもしれませんね。これは、「ハック(Hack)」と「マラソン(Marathon)」を組み合わせた言葉で、プログラマーやデザイナー、アイデアを持った人たちが集まって、短い期間(数日~数週間くらい)で集中的に新しいソフトウェアやサービスを開発するイベントのことです。みんなで知恵を出し合って、すごいものを作り上げよう!という、まさに技術のお祭りみたいなものなんです。
「イーサリンク・ハッカソン 2025」ってどんなイベント?
さて、本題の「イーサリンク・ハッカソン 2025」ですが、これは「Trilitech(トリリテック)」さんと「Encode Club(エンコード・クラブ)」さんという、新しい技術開発を応援している団体が一緒に開催するイベントです。
このハッカソンの目的は、「イーサリンク(Etherlink)」という比較的新しい技術を使って、世界中の開発者の皆さんに、何か新しいアプリケーションやツールを作ってもらおう!というものです。そして、このイベントは「サマー・オブ・コード(Summer of Code)」という、もっと大きなプログラミング学習や開発を応援する取り組みの一環として開催されます。夏にコードを書こう!って感じですね!
「イーサリンク」とか「テゾス」って何のこと?ちょっと詳しく!
ここで、「イーサリンクって何?」「テゾスって何?」って思いますよね。大丈夫、順番に見ていきましょう!
まず、「テゾス(Tezos)」というものがあります。これは「ブロックチェーン」の一種です。ブロックチェーンというのは、インターネット上で行われる取引の記録などを、みんなで安全に管理するための技術、みたいなイメージです。よく仮想通貨(暗号資産ともいいますね)で使われる技術ですが、それだけじゃなくて、色々な情報を安全に残したり、契約を自動で実行したりするのにも役立つ、とっても賢い仕組みなんです。テゾスは、このブロックチェーン技術を使って、新しいタイプのデジタル契約(スマートコントラクトと言います)を実行したり、コミュニティで民主的にルールを決めたりできる、柔軟性の高いプラットフォーム(基盤となるシステムのこと)なんですよ。
そして、今回の主役である「イーサリンク(Etherlink)」は、そのテゾスの上で動く「レイヤー2(ツー)ネットワーク」と呼ばれるものです。「レイヤー2って何だか難しそう…」と思うかもしれませんが、簡単に言うと、レイヤー1であるテゾス本体の処理能力をさらにパワーアップさせるための追加の仕組み、みたいなものです。
例えるなら、大きなメイン道路(これがテゾス)が、たくさんの車で混雑してきたとします。そこで、そのメイン道路の上や横に、もっとスムーズに走れる専用の高速レーン(これがイーサリンク)を作ってあげるイメージです。このイーサリンクがあるおかげで、テゾスはもっと速く、もっとたくさんの処理を、しかも安い手数料(利用料のことですね)でこなせるようになるんです。
こういう技術は、将来メタバース(インターネット上に作られる3Dの仮想空間のこと)みたいな、たくさんの人が同時にアクセスして、色々な活動をするサービスを作るときに、ものすごく大事な土台になるんですよ。みんなが快適にメタバースを楽しむためには、システムがサクサク動いて、取引も安くできることが重要ですからね!
開発者の人たちにはどんなメリットがあるの?
この「イーサリンク・ハッカソン 2025」に参加する開発者の人たちには、大きなチャンスがあります!
- 豪華な賞金: なんと、賞金総額は4万ドル以上! 日本円にすると、だいたい620万円以上にもなります(1ドル155円くらいで計算した場合)。すごい金額ですよね!
- 4つの部門: 賞金は4つの異なる開発部門に分かれていて、開発者の人たちは自分の得意な分野や、挑戦したいテーマで新しいものを開発することができます。どんな部門があるのか楽しみですね。
- 技術を試すチャンス: 新しいイーサリンクという技術を使って、自分のアイデアを形にできる絶好の機会です。
このハッカソンから、未来のメタバースで使われるような画期的なツールや、面白いアプリケーション、あるいは新しいゲームなんかが生まれるかもしれません!
初心者にも関係あるの?なんで注目するの?
「うーん、プログラミングとかよくわからないし、私にはあんまり関係ないイベントかな?」って思うかもしれませんね。でも、こういう技術系のイベントって、実は私たちの未来のインターネット生活に、結構深く関わってくる可能性があるんです。
考えてみてください。今私たちが当たり前に使っているスマートフォンのアプリや、便利なウェブサービスも、最初は誰かが「こんなものがあったらいいな」と思って開発を始めたものばかりです。このハッカソンで生まれる新しい技術や斬新なアイデアが、数年後には、私たちが使うメタバースの新しい機能になったり、もっと生活を便利にしてくれるインターネットサービスにつながったりするかもしれません。
例えば、将来、何千人もの人が同時に参加するメタバースのコンサートで、映像がカクカクしないでスムーズにみんなが楽しめたり、メタバース内のデジタルアイテムの売買が、あっという間に、しかもすごく安い手数料でできるようになったりするかもしれません。こういうハッカソンで開発される技術が、そんな未来の素晴らしい体験への道を着実に開いてくれているんです。
だから、直接プログラムを書いたり開発したりしなくても、「へぇ、今こんな技術が注目されていて、開発者の人たちが頑張っているんだな」「未来のインターネットはこんな風に変わっていくのかも」って、ちょっとアンテナを張っておくだけでも、すごく面白いですし、新しい時代の流れを感じられると思いますよ!
ジョンより
こういうハッカソンって、世界中から才能ある人たちが集まって、短期間で集中して何かを作り上げるって、本当にすごいエネルギーですよね。そこから新しいイノベーションが生まれる瞬間に立ち会える(ニュースを通してですが!)のは、いつだってワクワクします。今回の「イーサリンク」という技術が、これからどんな未来のサービスや体験を生み出していくのか、僕も引き続き注目していきたいと思います!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Etherlink Hackathon 2025: Summer Of Code Set To Kick Off
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