トイレが近い…もしかして、あの食べ物が原因かも?専門家が教える膀胱を刺激する6つの食品
こんにちは!あなたの健康とお金の悩みに寄り添うブログライターのジョンです。
「最近、なんだかトイレが近いな…」「急におしっこに行きたくなって困る…」なんて経験はありませんか?年齢のせいかな?と思いがちですが、もしかしたら毎日の「食事」が関係しているかもしれません。
実は、特定の食べ物や飲み物が膀胱(ぼうこう:おしっこを溜めておく袋状の臓器です)を刺激して、頻尿(ひんにょう)や尿意切迫感(にょういせっぱくかん)といった症状を引き起こすことがあるんです。今回は、骨盤底筋の専門家である泌尿器婦人科医(ひにょうきふじんかい)が指摘する、「膀胱を刺激しやすい6つの食品」について、分かりやすく解説していきますね。
要注意!膀胱を刺激しやすい6つの食べ物・飲み物
専門家によると、以下の食品は膀胱の粘膜を刺激したり、尿の量を増やしたりする可能性があるとのこと。もし心当たりがあれば、少し意識してみるといいかもしれません。
1. カフェイン(コーヒー、紅茶、緑茶など)
朝のコーヒーや午後の紅茶が欠かせないという方は多いですよね。でも、カフェインには利尿作用(りにょうさよう)といって、おしっこをたくさん作る働きがあるんです。さらに、膀胱そのものを直接刺激して、急におしっこがしたくなる感覚を引き起こすこともあります。エナジードリンクや一部の炭酸飲料にも多く含まれているので注意が必要ですよ。
2. アルコール類
ビールやワイン、カクテルなどのアルコールも、カフェインと同じように利尿作用があります。お酒を飲むとトイレが近くなるのはこのためですね。また、アルコールも膀胱を刺激する物質の一つ。特に症状が気になる時は、少しお休みするのがいいかもしれません。
3. 酸味の強い柑橘類(かんきつるい)
オレンジ、レモン、グレープフルーツ、パイナップルといった酸っぱい果物。ビタミンCが豊富で体に良いイメージですが、その「酸」が膀胱を刺激することがあります。果物そのものだけでなく、100%ジュースなども同様です。もし頻尿で悩んでいるなら、酸味の少ないリンゴやバナナ、梨などを選ぶと良いでしょう。
4. トマトおよびトマト加工品
意外に思われるかもしれませんが、トマトも酸味が強い野菜です。そのため、膀胱にとっては刺激物になることがあります。生のトマトだけでなく、パスタソースやケチャップ、ピザソースなどの加工品も同様です。イタリアンが好きな方には少し辛いかもしれませんが、症状との関連をチェックしてみる価値はあります。
5. 香辛料のきいたスパイシーな食べ物
唐辛子やカレー、タバスコのような刺激的なスパイスは、舌だけでなく膀胱の壁も刺激することがあります。辛いものを食べた後、体がポカポカするのと同じように、体内で作用しているんですね。辛い料理が好きな方は、食べる頻度や量を少し調整してみると変化があるかもしれません。
6. 人工甘味料(じんこうかんみりょう)
カロリーゼロや糖質オフをうたった製品によく使われている人工甘味料(アスパルテーム、サッカリンなど)。これらも、人によっては膀胱の刺激につながることが報告されています。ダイエット系の飲み物やお菓子をよく口にする方は、成分表示を一度チェックしてみるのがおすすめです。
じゃあ、どうすればいいの?今日からできる対策
「好きなものばかりで困った…」と思った方もご安心ください。一生食べてはいけない、というわけではありません。自分の体と向き合い、上手に付き合っていく方法があります。
「お休み日記」をつけてみよう
どの食品が自分の症状に関係しているか見つけるために、「除去食(じょきょしょく)」という方法が有効です。やり方は簡単です。
- ステップ1:お休み期間を作る。上で挙げた6つの食品グループを、1〜2週間ほど完全に食事から抜いてみます。
- ステップ2:症状の変化をチェック。お休み期間中にトイレの回数や尿意の強さがどう変わったか、メモしておきましょう。もし症状が和らいだら、これらの食品のどれかが原因である可能性が高いです。
- ステップ3:一つずつ試してみる。次に、一つの食品グループだけを食事に戻します(例えば、コーヒーだけを飲んでみる)。2〜3日様子を見て、症状が再び現れるかを確認します。これを繰り返すことで、自分にとっての「原因食品」を特定できます。
原因が分かれば、その食品を完全に断つのではなく、「量を減らす」「毎日ではなく時々にする」といった対策が立てやすくなりますよ。
水分補給は水が基本
トイレが近いからといって水分を控えるのは逆効果です。水分が不足すると尿が濃くなり、かえって膀胱への刺激が強くなってしまいます。喉が渇いたら、お茶やジュースではなく、刺激の少ない「水」をこまめに飲むように心がけましょう。
筆者ジョンより一言
今回の記事を読んで、トマトのような普段からよく食べる健康的な食品も、人によっては刺激になり得るということに驚きました。これは「良い食品」「悪い食品」という話ではなく、「自分の体に合うか合わないか」を知ることが大切だということですね。自分の体の声に耳を傾ける良いきっかけになりました。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
6 Foods That Can Actually Irritate Your Bladder, From A
Pelvic Floor Expert