人気のビットコインお財布アプリ「Wallet of Satoshi」が進化!「自分のお金は自分で守る」セルフカストディ版を発表
こんにちは!ブロックチェーン技術をわかりやすく解説する、兄さんことジョンです。
今日は、特にビットコインを始めたばかりの方や、これから始めたいと思っている方にぜひ知っておいてほしいニュースをお届けします。世界中で人気のかんたんビットコインお財布アプリ、「Wallet of Satoshi」が、とっても大きなアップデートを発表しました。一言でいうと、「あなたのお金を、本当の意味であなたのものにする」ための新しい選択肢が加わるんです!
なんだか難しそう?大丈夫です!いつものように、誰にでもわかるように一つずつ解説していきますね。
そもそも「Wallet of Satoshi」ってどんなアプリ?
まず、今回の主役である「Wallet of Satoshi」について簡単におさらいしましょう。
これは、スマートフォンで使えるビットコインのお財布(ウォレット)アプリです。特に、ライトニングネットワーク(ビットコインの取引を高速道路のようにスピーディーに、そして驚くほど安くしてくれる技術です)を使った支払いが得意で、「まるで電子マネーみたいにサクサク使える!」と世界中のユーザーから支持されています。
お店でコーヒーを買ったり、友達に少額を送ったりするのにピッタリの、とても便利なアプリなんです。
今回のニュースの最大のポイント:「セルフカストディ」って何?
今回の発表で一番大切なキーワードが、「セルフカストディ(Self-Custody)」です。日本語にすると「自己管理」や「自己保管」といった意味になります。
これを理解するために、今までのWallet of Satoshiの仕組み(カストディアル型)と比べてみましょう。
- 今までの仕組み:カストディアル型(お店に預けるタイプ)
これまでのWallet of Satoshiは、「カストディアル」という仕組みでした。これは、利用者のビットコインをアプリの運営会社が代わりに管理してくれる方式です。銀行にお金を預けるのと似ていますね。メリットは、とにかく簡単で、万が一スマホをなくしてもアカウント情報さえあれば資産を取り戻せる可能性があること。デメリットは、運営会社を信頼する必要があることです。 - 新しい仕組み:セルフカストディ型(自分で持つタイプ)
今回、新たにベータ版(お試し版)として提供されるのが「セルフカストディ」です。これは、ビットコインを動かすために必要な「秘密の鍵」(金庫の鍵やパスワードのようなもので、これを持っている人だけがビットコインを動かせます)を、利用者自身が管理する方式です。これは、お財布に現金を入れて自分で持ち歩くのと同じ感覚です。
つまり、こういうことです!
セルフカストディを選ぶと、あなたのビットコインは完全にあなたのコントロール下に置かれます。運営会社ですら、あなたの許可なくその資産に触れることはできません。
「セルフカストディ」のメリットとデメリット
「じゃあ、絶対にセルフカストディの方が良いの?」と思うかもしれませんが、それぞれに良い点と注意点があります。
- メリット:完全な自己管理
銀行や企業が倒産したり、ハッキングされたりしても、あなたの資産は安全です。誰にも資産を凍結される心配がありません。ビットコインの「誰にも支配されない自分だけのお金」という特徴を最大限に活かせます。 - デメリット:大きな自己責任
もし「秘密の鍵」をなくしてしまったり、誰かに盗まれてしまったら、誰も助けてはくれません。資産は永久に失われてしまいます。金庫の鍵をなくしてしまうのと同じですね。管理はすべて自己責任になります。
今回、Wallet of Satoshiは「Spark」という技術パートナーと協力して、この新しいセルフカストディの仕組みを実現しました。これにより、利用者は「手軽さ」を重視するか、「完全な自己管理」を重視するかを選べるようになるわけです。
ジョンの一言
これまで「簡単さ」で多くの初心者ユーザーを獲得してきたWallet of Satoshiが、新たに「自己管理」という選択肢を加えたのは、とても意義深いニュースだと感じています。これは、ブロックチェーン技術が少しずつ成熟し、利用者が自分のスタイルに合わせて「便利さ」と「所有権」のバランスを選べる時代になってきた証拠ですね。ビットコインの本来の思想である「自分自身の銀行になる(Be your own bank)」という考え方が、より身近なものになっていくようでワクワクします!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Wallet of Satoshi Partners With Spark To Offer
Self-Custodial Bitcoin Lightning Experience