ビットコインを「掘る」会社、ライオット社のすごいニュース！6月だけで450BTCを生産！
こんにちは、最新ブロックチェーンニュースをわかりやすくお届けするJonです！
「ビットコインって、どうやって生まれるの？」と疑問に思ったことはありませんか？実は、ビットコインは「マイニング（採掘）」という作業によって新しく生み出されています。今日は、そのマイニングを専門に行う巨大企業「Riot Platforms（ライオット・プラットフォームズ）」の、驚きのニュースについてお話ししますね。
そもそも「ビットコインのマイニング」って何？
まず、本題に入る前に「マイニング」について簡単に説明させてください。
マイニングというと、ツルハシで金（ゴールド）を掘るようなイメージがあるかもしれませんが、ビットコインの場合は全く違います。
実際には、世界中の取引記録をまとめた台帳（ブロックチェーン）に、新しいページ（ブロック）を追加するために、超高性能なコンピューターで非常に難しい計算問題を解く競争のことなんです。そして、この競争に一番早く成功した人（または会社）が、そのご褒美として新しいビットコインをもらえる仕組みになっています。
この作業は、ビットコインのシステムを安全に維持するために不可欠なもので、ライオット社のような「マイナー（採掘者）」と呼ばれる企業が、日夜この計算競争に取り組んでいるんですよ。
ライオット社の6月の驚くべき成果とは？
さて、本題です。その大手マイニング企業であるライオottoット社が、2024年6月の活動報告を発表しました。その内容が、業界の専門家も驚くほど素晴らしいものだったので、ポイントを絞ってご紹介します！
- 6月だけで450 BTCを生産！
ライオット社は、6月の1ヶ月間だけで450枚のビットコインをマイニングしました。もし1BTCが1000万円だとすると、なんと約45億円分にもなります！これは、去年の同じ月と比べて76%も多い数字で、同社が急成長していることがわかりますね。 - 電力クレジットで約8.8億円の利益！
ここが面白いポイントです。ライオット社は、マイニングをしていない時間にも「電力クレジット」という仕組みで560万ドル（約8.8億円）もの利益を上げています。これは一体どういうことでしょうか？
マイニングには大量の電気が必要ですが、例えば夏の暑い日など、地域のみんながエアコンを使って電力不足になりそうな時があります。そんな時、ライオット社はマイニングを一時的にストップし、使うはずだった電気を電力会社に「お譲り」するのです。その協力のお礼として、電力会社から報酬がもらえる、というわけです。社会の電力網を安定させる手助けをしながら、しっかりと利益も出す、非常に賢い戦略ですね！ - ビットコインの保有量は19,273 BTCに！
ライオット社は、マイニングで得たビットコインをすぐに全部売ってしまうわけではありません。6月末時点で、なんと19,273 BTCを会社の資産として保有しています。これも日本円に換算すると、約1927億円というとてつもない金額になります。これは、同社が「ビットコインの価値は将来もっと上がる」と信じている証拠とも言えるでしょう。
このニュースからわかること
今回のライオット社のニュースは、私たちにいくつかのことを教えてくれます。
まず、ビットコインのマイニングは、個人が趣味でやるレベルをはるかに超えて、巨大な資本と技術を駆使した一大産業になっているということです。
そして、「ビットコインは電気の無駄遣い」と批判されることもありますが、ライオット社のように電力網の安定に貢献するビジネスモデルも生まれている点は、とても興味深いですね。
Jonのつぶやき
個人的に一番面白いと感じたのは、やはり「電力クレジット」の仕組みです。ブロックチェーン技術が、エネルギー問題という全く別の分野と結びついて、新しい価値を生み出している好例だと思いました。ただコインを掘るだけでなく、社会インフラとの共存を模索する企業の姿勢は、とても未来的でワクワクしますね！
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです：
Bitcoin Miner Riot Produces 450 Bitcoin In June