またまた!アメリカの医療テクノロジー企業がビットコインを大量購入!その理由を初心者向けに解説します
こんにちは!あなたのブロックチェーン兄さんこと、ジョンです!
最近、ニュースを見ていると「ビットコイン」という言葉をよく見かけませんか?「なんだか難しそう…」「自分には関係ないかな?」と思っている方も多いかもしれません。でも、実は私たちの知らないところで、世界はどんどん変わっているんです。
今回は、「アメリカの医療テクノロジー企業が、またまたビットコインをたくさん買い増した!」という驚きのニュースを、誰にでも分かるように、やさしく解説していきますね!
今回の大ニュース:セムラー・サイエンティフィック社の追加購入
まず、今回のニュースの主役は、セムラー・サイエンティフィック(Semler Scientific)というアメリカの会社です。この会社は、心臓病などの病気を早期に発見するための医療機器を作っている、いわば「健康を守るプロ」のような企業です。
そんな医療系の会社が、なんと、またビットコインを買い増したというから驚きです。具体的に見てみましょう!
- 何を:ビットコイン(インターネット上で使える、銀行などを通さずに個人間で直接やり取りできるデジタルなお金のことです)を187枚追加購入。
- いくらで:約2000万ドル(日本円にすると、なんと約32億円!)を使って購入しました。
- 合計で:今回の購入で、この会社が保有するビットコインは合計で4,636枚になりました。
- 現在の価値は:その合計額は、現在の市場価格で約5億200万ドル。日本円にすると…なんと約800億円以上にもなります!
医療機器の会社が、なぜこれほど巨額の資金をビットコインに投じているのでしょうか?不思議に思いますよね。その理由を次に探っていきましょう。
なぜ、普通の会社が「会社の貯金」としてビットコインを持つのか?
セムラー・サイエンティフィック社は、ビットコインを会社の「主要な財務準備資産」にすると発表しています。
「財務準備資産」というと難しく聞こえますが、要は「会社が将来のために持っておく大切なお金(貯金)」のようなものです。通常、会社はこの「会社の貯金」を現金(ドルや円など)や、国が発行する債券(国にお金を貸した証明書のようなもの)で持っています。
では、なぜわざわざビットコインを選ぶのでしょうか?主な理由は2つあると言われています。
理由1:インフレへの備え
皆さんも「モノの値段が上がったな」と感じることがありませんか?これがインフレ(インフレーション)です。インフレが起きると、モノの価値が上がる一方で、お金の価値は相対的に下がってしまいます。昨日まで100円で買えたジュースが、明日には110円出さないと買えなくなるようなイメージです。
会社が貯金をすべて現金で持っていると、このインフレによって資産の価値が目減りしてしまう可能性があります。そこで注目されたのがビットコインです。
ビットコインは、発行される上限枚数が「2100万枚」とプログラムで決められています。これは、地球に埋まっている金の量に限りがあるのと同じです。このように数が限られているため、理論上は価値が下がりにくい「デジタル・ゴールド」として期待され、インフレから資産を守るための避難先として選ぶ企業が増えているのです。
理由2:将来的な価値の上昇への期待
もう一つの理由は、ビットコインの将来性への期待です。
もちろん、ビットコインの価格は大きく変動するため、リスクもあります。しかし、世界中でビットコインを受け入れる企業や人が増えれば、その価値は将来的に大きく上がる可能性があると考える企業も少なくありません。
特に、マイクロストラテジー(MicroStrategy)というアメリカのソフトウェア企業が、数年前から積極的にビットコインを大量購入し続けていることで有名です。セムラー・サイエンティフィック社のような企業がこれに続く動きを見せているのは、「企業のビットコイン保有」が、もはや一部の特別な企業だけのものではなく、一つの経営戦略として認知され始めている証拠と言えるかもしれません。
このニュース、私たちにどう関係あるの?
「でも、アメリカの会社の話でしょ?」と思うかもしれません。しかし、この動きは私たちにも無関係ではありません。
このように、社会的に信頼のある上場企業がビットコインを資産として保有し始めると、ビットコインやブロックチェーン技術(ビットコインを支える、データを鎖のようにつなげて改ざんを難しくする技術)への信頼性が高まります。
信頼が高まれば、ビットコインは「怪しいもの」から「信頼できる資産の一つ」へとイメージが変わり、より多くの人や企業が利用しやすくなる可能性があります。将来的には、私たちの生活の中でも、もっと身近な存在になっていくかもしれませんね。
ジョンのひとこと
いやはや、またしても企業のビットコイン購入ニュースですね!ほんの数年前まで「投機的で怪しい」なんて言われていたビットコインが、今や上場企業が会社の公式な「貯金」として堂々と保有する時代になったんだなと、改めて感慨深く感じます。この流れが今後どのように広がっていくのか、ますます目が離せませんね!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Semler Scientific Acquires 187 More Bitcoin, Surpassing
4,600 BTC in Holdings