ビットコインを「採掘」して1ヶ月で110億円超え!?クリーン・スパーク社のスゴいニュースを徹底解説!
こんにちは!最新のブロックチェーン技術を誰にでも分かりやすくお伝えする、ブロガーのJonです。最近、ビットコインの世界で「え、そんなことが可能なの!?」と驚くようなニュースが飛び込んできました。アメリカの「クリーン・スパーク(CleanSpark)」という会社が、なんとたった1ヶ月で685ものビットコインを獲得したというのです!
これって、日本円にすると一体いくらくらいになると思いますか?なんと、110億円以上(7400万ドル以上)にもなるんです!すごい金額ですよね。
でも、「そもそもビットコインを『獲得する』ってどういうこと?」「採掘(マイニング)って何?」と疑問に思う方も多いはず。今日は、このニュースをきっかけに、ビットコインの面白い仕組みを一緒に学んでいきましょう!
そもそもビットコインの「マイニング(採掘)」って何?
ニュースを理解するために、まずは一番大事なキーワード「マイニング(mining)」についてお話しします。日本語では「採掘」と訳されることが多いです。
ビットコインのマイニングは、金(ゴールド)を山から掘り出すイメージに少し似ています。ただし、掘るのは土ではなく、非常に複雑なコンピューターの計算問題です。
世界中の取引記録を安全に管理するために、ビットコインのシステムは、新しい取引のブロック(かたまり)を追加する際に、とても難しい計算問題を解くことを要求します。この計算問題を一番最初に解いた人(または会社)に、ご褒美として新しいビットコインが与えられるのです。
この一連の作業が、まるで地中から貴金属を掘り当てるかのようなので、「マイニング(採掘)」と呼ばれているんですね。そして、この作業を行う人たちのことを「マイナー(miner)」と呼びます。
クリーン・スパーク社の驚きの成果を見てみよう!
さて、「マイニング」が何となく分かったところで、クリーン・スパーク社が6月に達成したことを具体的に見てみましょう。
- 採掘したビットコインの数: 685 BTC
(BTCはビットコインの単位です) - その価値: 約110億円以上(7400万ドル以上)
- 売却したビットコイン: 採掘したうちの578 BTCを売却し、約95億円(6100万ドル以上)の収益を上げました。
会社として、マイニングで得たビットコインを売却して現金化し、事業の運営費用やさらなる設備投資に充てているわけですね。まさにデジタル時代のゴールドラッシュのようです!
業界初!「50 EH/s」という驚異的なパワー
このニュースには、もう一つ専門家たちが驚くポイントがありました。それは、クリーン・スパーク社が「50 EH/s(エクサハッシュ/秒)」という計算能力を、すべて自社で運営する設備だけで達成した最初のマイナーになったことです。
「EH/s」と言われても、何のことかさっぱりですよね。安心してください、簡単に説明します!
これは、マイニングで使うコンピューターの計算パワー(処理速度)を表す単位です。「ハッシュ/秒(H/s)」は、1秒間に何回の計算ができるかを示します。そして「E(エクサ)」は、とてつもなく大きな数を表す単位で、「100京(けい)」、つまり1の後に0が18個もつく数字です!
つまり、「50 EH/s」というのは、1秒間に5000京回というとてつもない回数の計算をしているということです。最新のゲーム用パソコンが数千万回〜数億回レベルだと考えると、その規模の大きさが想像できるでしょうか。この莫大な計算パワーを使って、誰よりも早く答えを見つけようと競っているのです。
しかも、このパワーをレンタルした機材ではなく、すべて自社で用意した設備で実現したという点が、クリーン・スパーク社の技術力と企業規模の大きさを示しています。
筆者Jonのひとこと
今回のニュースは、ビットコインのマイニングが、もはや個人の趣味やギーク(技術好き)の世界をはるかに超えて、大規模な産業になっていることを改めて感じさせてくれましたね。クリーンエネルギーを積極的に利用しようとする動きもあり、今後のマイニング業界がどう進化していくのか、ますます目が離せません!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
CleanSpark Announces Mining 685 Bitcoin Worth Over $74
Million In June