ビットコインが過去最高値を更新!その裏にある「ETF」って一体なに?
こんにちは、ブロックチェーン技術をわかりやすく解説するブログライターのJonです!
最近、「ビットコインの価格がすごいことになってる!」というニュースを耳にした方も多いのではないでしょうか?そうなんです、ビットコインがまた歴史的な記録を打ち立て、過去最高値を更新しました!
「でも、なんで急にそんなに上がったの?」と思いますよね。その大きな理由の一つに、「ビットコインETF」という新しい金融商品の大成功があります。今日はこの「ETF」が何なのか、そして今回のニュースがどれだけすごいことなのか、誰にでもわかるように解説していきますね!
そもそも「ビットコインETF」って何?
まず、「ETF(イーティーエフ)」という言葉から説明しますね。これは「上場投資信託」の略で、株のように証券取引所で気軽に売買できる「投資の詰め合わせパック」のようなものです。
例えば、色々な会社のお菓子が少しずつ入った「お菓子詰め合わせセット」があったら、一つ一つのお店を回らなくても手軽に色々な味を楽しめますよね。ETFもこれと似ていて、専門家が選んだ複数の株や資産がセットになっています。
「ビットコインETF」は、その中身がビットコインになったバージョンです。これまでは、ビットコインを買うには専門の暗号資産(仮想通貨)取引所に口座を開く必要があり、少しハードルが高いと感じる人もいました。
しかし、このETFが登場したことで、普段使っている証券会社の口座から、株を買うのと同じような感覚で、間接的にビットコインに投資できるようになったんです。これは、より多くの人々や、大手の機関投資家(年金基金や保険会社など、巨額のお金を運用するプロたち)がビットコイン市場に参加しやすくなったことを意味します。
記録を塗り替えたスター選手「IBIT」
今回のニュースの主役は、たくさんあるビットコインETFの中でも特に注目されている「IBIT(アイビット)」です。これは、ブラックロックという世界最大の資産運用会社(世界中から莫大なお金を集めて運用している、とてつもなく大きな会社です)が提供しているビットコインETFです。
このIBITが、とんでもない記録を打ち立てています。
- 集めた資産額: なんと830億ドル(日本円で約12兆円!)もの資金が集まっています。
- 保有ビットコイン量: その資産で、70万6000BTC(ビットコインの単位)以上を保有しています。
- 市場での大きさ: アメリカで取引されている数千ものETFの中で、全体の21番目に大きい規模にまで成長しました。新しい商品がこれほどの規模になるのは、異例中の異例です!
この数字から、どれだけ多くの投資家がIBITを通じてビットコインに期待を寄せ、資金を投じているかがわかりますね。
なぜこれがビットコインの価格上昇につながるの?
では、なぜIBITのようなETFが人気になると、ビットコインの価格が上がるのでしょうか?
答えはシンプルで、「買いたい人が増えるから」です。
ETFがビットコインを買うためには、市場から本物のビットコインを調達する必要があります。IBITに巨額の資金が流れ込むということは、その裏でブラックロック社が大量のビットコインを買い集めている、ということです。
ビットコインは発行上限枚数が決まっているため、供給量には限りがあります。限られた数のビットコインを、ETFを通じてたくさんの人が欲しがる(需要が増える)と、自然と一つあたりの価値、つまり価格が上がっていくわけです。
今回の最高値更新は、ビットコインが一部の技術好きだけでなく、世界的な金融のメインステージで認められ始めた証と言えるかもしれません。
筆者のひとこと
長年ビットコインを追いかけてきた私にとって、ETFの承認とその後の大成功は、まるで新しい時代の幕開けのように感じられます。これまで「怪しい」「よくわからない」と言われがちだったビットコインが、世界最大の金融機関を通じて誰もがアクセスできる投資対象になったというのは、本当に感慨深いです。これからどんな未来が待っているのか、ますます楽しみですね。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Bitcoin Hits New All Time High as IBIT Breaks ETF
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