不動産を「トークン」にして小口投資!Polytradeが9億円以上の資金調達に成功
こんにちは、テクノロジー解説ブロガーのジョンです!「不動産投資」と聞くと、なんだか大金が必要で自分には関係ない…なんて思っていませんか?今日は、そんな常識を覆すかもしれない、最先端の技術ニュースを誰にでも分かるように解説していきますね!
まずはビッグニュースの概要から
今回ご紹介するのは、「Polytrade」という会社が、事業をさらに大きくするための資金調達に成功したというニュースです。
その額は、なんと合計で600万ドル以上!2024年現在のレートで日本円に換算すると、約9億4000万円以上という、とても大きな金額になります。この集めたお金は、「トークン化された不動産」という新しい技術を使ったサービスを、もっとたくさんの人に使ってもらうために活用されるとのことです。
そもそも「トークン化された不動産」って何?
さて、ここで「トークン化」という聞き慣れない言葉が出てきました。でも、ご安心ください。仕組みは意外とシンプルなんです。
まず、「不動産」は、オフィスビルやマンション、商業施設などのことですね。ご存知の通り、これらは非常に高価なので、普通の人が一人で買うのはとても難しいです。
そこで登場するのが「トークン化(Tokenization)」という技術です。
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トークン化とは?
とても簡単に言うと、「高価なものを、デジタル技術を使って細かく分割すること」です。例えば、10億円の価値がある一つのビルを、1万個の「デジタルのカケラ」に分けるようなイメージをしてみてください。 -
トークンとは?
その一つ一つの「デジタルのカケラ」が「トークン」と呼ばれます。このトークンは、あなたがそのビルの一部分を確かに所有していることを証明する「デジタルの権利書」のような役割を果たします。
この仕組みのおかげで、私たちはこれまで手が出せなかった高価な不動産に対して、まるで株式を買うように少額から投資できるようになる可能性があるのです。このように、不動産のような「現実世界にある資産(Real-World Assets)」をデジタルデータにして扱う動きは、最近とても注目されています。
Polytrade社は一体何を目指しているの?
では、今回9億円以上もの大金を集めたPolytrade社は、具体的に何を目指しているのでしょうか?元記事によると、その目的は大きく分けて2つあります。
1. トークン化不動産のためのインフラを拡大する
「インフラ」とは、道路や電気、水道のように、社会を支える基盤となる設備や仕組みのことです。Polytrade社は、誰もが安心してトークン化された不動産を売買できるような、安全でしっかりとしたシステム(市場の土台)をさらに強化しようとしています。
2. モジュール式の技術スタックを広げる
またまた難しい言葉が出てきましたね(笑)。「モジュール式」というのは、レゴブロックを想像すると分かりやすいです。様々な形のブロックを自由に組み合わせることで、お城でも車でも、好きなものを作れますよね。
これと同じように、様々な技術(ブロック)を柔軟に組み合わせて、新しいサービスを素早く簡単に作れるような、とても便利な開発の仕組みを整えようとしているのです。
Polytrade社は、これらの取り組みを通じて、「トークン化された現実資産のための主要なマーケットプレイス(一番使われるオンライン市場)」としての地位を揺るぎないものにしようとしている、ということなんですね。
筆者ジョンより一言
いやー、本当に面白い時代になったなと感じます。高価なビルの一部分を、まるでスマホアプリで買い物をするかのように手軽に所有できる未来が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。今まで投資とは無縁だった人にも、新しい資産形成のチャンスが広がるのは素晴らしいことだと思います。この「トークン化」という技術が、今後どのように私たちの生活を変えていくのか、目が離せませんね!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Polytrade Raises Strategic Capital for Tokenized Real
Estate, Bringing Total Funding to $6M+