イギリスの投資会社がビットコインをさらに購入!保有量が112BTCに
こんにちは、ブロックチェーン技術を分かりやすくお伝えするブログライターのジョンです。今日は「会社が資産としてビットコインを買う」という、少し驚くかもしれないニュースをお届けします。イギリスの「Coinsilium Group Limited」という会社が、ビットコインを積極的に買い増しているんです。一体どういうことなのか、一緒に見ていきましょう!
まず、Coinsilium Group Limitedはどんな会社かというと、デジタル資産(インターネット上で価値を持つデータのことです)に関連する新しいビジネスを育て、投資を行っているベンチャー企業です。
今回の購入の詳細について
それでは早速、今回のビットコイン購入の詳しい内容を、初心者の方にも分かりやすいように箇条書きでご紹介します。
- 購入した会社: Coinsilium Group Limited
- 今回購入した量: 10.2489 BTC(BTCはビットコインを数える単位で、「円」や「ドル」のようなものです)
- 今回の購入金額: 92万ポンド(ポンドはイギリスの通貨です)
- 現在の総保有量: 今回の購入により、合計で112 BTCのビットコインを保有することになりました。
記事によると、今回の購入におけるビットコイン1枚あたりの平均価格は、約89,766ポンドだったそうです。これはアメリカドルに換算すると、約120,539ドルにもなります。一度に10BTC以上というのは、かなりの規模の投資ですね。
なぜ会社がビットコインを買うの?その戦略とは
「どうして会社がお金(現金)の代わりにビットコインを持つの?」と不思議に思うかもしれませんね。その答えは、この会社の「資産管理戦略」にあります。
会社の「Treasury(トレジャリー)」とは、会社が将来のために蓄えている準備金や保有資産のことを指します。いわば、会社の「貯金箱」のようなものです。普通、会社はこの貯金を現金(円やドルなど)で持っていたり、株などに投資したりします。
しかし、Coinsilium社は「ビットコインを中心とした資産管理戦略」という、少しユニークな方針を採っています。これは、会社の資産の一部をビットコインで保有することが、将来の会社の価値を高める上で良い選択だと考えている、ということです。今回の購入は、この戦略を継続していくという同社の強い意志の表れと言えるでしょう。
どうやって購入したの?
では、どのようにしてこの購入は行われたのでしょうか。
今回の取引は、Coinsilium社が100%株式を保有する「Forza Gibraltar Limited」という子会社(こがいしゃ)を通じて実行されました。子会社とは、親会社に所有・管理されている会社のことです。この子会社はジブラルタルという場所にあり、今回のビットコイン購入手続きを担当したということですね。
筆者ジョンより一言
企業が自社の資産としてビットコインを保有するニュースが、最近本当に増えてきましたね。以前は一部の技術好きや個人の投資家のもの、というイメージが強かったビットコインですが、その役割が大きく変化してきているのを感じます。価値を保存するための「デジタルな金(ゴールド)」として、企業レベルでもその価値が認められ始めている証拠なのかもしれません。この流れが今後どうなっていくのか、とても楽しみです。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Coinsilium’s Bitcoin Treasury Surpasses 112 BTC Following
Latest £920,000 Purchase