銀行口座がなくても大丈夫?ビットコインのギフトカードが世界を変えるかもしれない話
こんにちは、ブロックチェーン技術を分かりやすくお伝えするブロガーのジョンです。
皆さんは、銀行口座を持つのが当たり前だと思っていませんか?でも世界には、さまざまな理由で銀行口座を持てない人々がたくさんいます。そんな人々にとって、お金の管理や送金はとても大変なことです。
今日ご紹介するのは、そんな課題を「ビットコイン」という新しい技術で解決しようとしている「Azteco(アステコ)」という会社の、ワクワクするようなニュースです。
アステコって、どんな会社?
Aztecoを一言で説明すると、「ビットコインのギフトカード」を作っている会社です。
皆さんも、コンビニやお店でAmazonやAppleのギフトカードを買ったことがあるかもしれません。カードに書かれた番号を入力すると、自分のアカウントにお金がチャージされますよね。Aztecoがやっているのは、まさにそのビットコイン版なんです。
このギフトカードを使えば、銀行口座やクレジットカードがなくても、誰でも簡単にお店でビットコイン(インターネット上で使える、国や銀行に縛られない新しいお金のようなものです)を手に入れることができます。
新たに6億人が利用可能に!アステコが大きな一歩
さて、ここからが本題です。このAztecoが、最近新しい企業との提携(パートナーシップ)を結んだことを発表しました。
この提携によって、なんと新たに6億人もの人々がAztecoのビットコインギフトカードを買えるようになる可能性があるというのです!これは本当にすごいことですよね。
このニュースは、Aztecoが目指す大きな夢の実現に向けた、とても重要な一歩と言えるでしょう。
「銀行口座を持たない人々に金融サービスを」という夢
Aztecoのニュースの背景には、「Banking the unbanked(銀行口座を持たない人々に金融サービスを届ける)」という大きなテーマがあります。これは一体どういうことでしょうか?
世界には、銀行口座を持っていない、あるいは利用できない「unbanked(アンバンクト)」と呼ばれる人々がたくさんいます。彼らが直面する困難は、私たちが想像する以上に深刻です。
- 安全にお金を保管できない:タンス預金では盗難のリスクがあります。
- 送金が大変:離れて暮らす家族に仕送りをするのに、高い手数料がかかったり、時間がかかったりします。
- デジタル社会から取り残される:インターネットで買い物をしたり、サービスを利用したりすることができません。
ビットコインは、こうした問題を解決する可能性を秘めています。なぜなら、ビットコインの利用には銀行口座は必要なく、スマートフォンとインターネットさえあれば誰でも世界中の人と直接お金のやり取りができるからです。
Aztecoのギフトカードは、そのビットコインを「お店でカードを買う」という非常にシンプルな方法で提供することで、テクノロジーに詳しくない人でも金融サービスへの第一歩を踏み出せるようにしているのです。
筆者ジョンの一言
「ビットコイン」と聞くと、多くの人は投資や難しい技術というイメージを持つかもしれません。しかし、今回のAztecoの取り組みは、ビットコインが持つもう一つの顔、つまり「本当にそれを必要としている人々の生活を支えるツール」としての一面を見せてくれます。テクノロジーの本当の価値は、人々の日常をどう良くしていくかにあるんだなと、改めて感じさせられるニュースでした。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
The Dream of Banking the Third World is Still Alive with
Azteco