未来の手術がここに?ロボットが6400km離れた場所から手術デモを成功!
みなさん、こんにちは!テクノロジー解説ライターのジョンです。
もし、東京にいるお医者さんが、アメリカにいる患者さんの手術をできるとしたら…まるでSF映画のような話だと思いませんか?実は、そんな未来がもうすぐそこまで来ているかもしれない、という驚きのニュースが飛び込んできました。
今回は、医療用ロボットを開発するインテュイティブ・サージカルという会社が成功させた、すごい実験について、誰にでも分かるようにやさしく解説していきますね!
一体何が起きたの?驚きの遠隔手術デモ
今回ニュースになったのは、インテュイティブ・サージカル社が行った「遠隔手術」のデモンストレーションです。
遠隔手術(えんかくしゅじゅつ)とは、言葉の通り、お医者さんが遠く離れた場所からロボットを操作して行う手術のことです。今回の実験では、なんと4,000マイル(約6,400キロメートル)も離れた場所から、ロボットを操作して処置を行うことに成功したんです!
6,400キロメートルというと、日本からハワイまでの距離とほぼ同じくらいです。そんなに遠くから、精密な操作が求められる手術のデモができたなんて、本当に驚きですよね。
主役は最新ロボット「ダヴィンチ5」
この歴史的なデモンストレーションで主役となったのが、同社の最新手術支援ロボット「ダヴィンチ5(da Vinci 5)」です。
この「ダヴィンチ5」が持つ、遠隔手術のための特別な性能を試すために、今回の実験は行われました。
今回のデモンストレーションのポイントをまとめると、以下のようになります。
- 会社名: インテュイティブ・サージカル社
- 使用ロボット: ダヴィンチ5
- 内容: 遠隔手術のデモンストレーション
- 距離: 4,000マイル(約6,400キロメートル)
この技術が目指す未来
今回の実験は、まだ「研究段階(けんきゅうだんかい)」のもので、すぐに全て病院で利用できるわけではありません。しかし、この技術は非常に大きな可能性を秘めています。
記事によると、今回のデモは「遠隔協力のための幅広いツール群(えんかくきょうりょくのための はばひろいツールぐん)」の開発の一環とのこと。これは、ただ遠くから手術をするだけでなく、離れた場所にいる複数のお医者さんたちが協力し合って、より良い治療を行うためのシステム作りを目指している、ということです。
例えば、地方の病院にいる患者さんを、都市部にいるトップクラスの専門医が手術する、といったことが当たり前になるかもしれませんね。
いやー、すごい時代になりましたね。専門のお医者さんが近くにいなくても、世界中のどこからでも最先端の治療を受けられる日が来るかもしれません。まだ研究段階とのことですが、医療へのアクセスが難しい地域に住む人々にとっても、大きな希望になる技術だと感じ、とてもワクワクしました!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Intuitive Surgical Demonstrates 4,000-Mile Telesurgery Using
Da Vinci 5 Robotic System