イギリスの企業がビットコインを買い増し!会社の「貯金箱」にデジタルなお金を。
こんにちは!ブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)といった、ちょっと難しそうな最新技術のニュースを、誰にでも分かるように、やさしく解説するブログへようこそ。筆者のジョンです。
最近、ニュースで「ビットコイン」という言葉を耳にする機会が増えたかもしれませんね。「会社がビットコインを買った」なんて聞くと、「それってどういうこと?」と不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、まさにそんなニュースを一つ取り上げて、その中身を一緒に見ていきたいと思います。ある企業が、またビットコインを買い増した、というお話です。
今回のニュースのポイント
今回ニュースになったのは、「The Smarter Web Company」という名前の会社です。この会社が、会社の資産としてビットコインを追加で購入しました。
ここで少しだけ言葉の説明です。ビットコイン(BTCと略されることもあります)というのは、インターネット上でやり取りされる「デジタルなお金」のようなものです。日本円や米ドルのように特定の国や中央銀行が管理しているわけではない、という大きな特徴があります。
今回の購入のポイントを、分かりやすくリストにしてみました。
- 購入した会社: The Smarter Web Company
- 購入したもの: ビットコイン (Bitcoin)
- 使ったお金: 1960万ポンド(ポンドはイギリスなどで使われているお金の単位です)
- 購入した量: 225 BTC
- 今回の購入後の合計保有量: 1,825 BTC
このように、企業が自社の資金を使って、日本円や米ドルといった法定通貨ではないビットコインを資産として保有する動きが、ニュースとして取り上げられています。
会社の「ビットコイン準備金」ってなんだろう?
今回のニュースの見出しには、「Bitcoin Treasury(ビットコイン準備金)」という言葉が使われています。これは一体何のことでしょうか?
会社の「準備金(Treasury)」をすごく簡単に言うと、「会社の貯金箱」のようなものです。
個人がお金を貯金するように、会社も稼いだお金の一部を「もしもの時」や「将来の投資」のために取っておきます。そのお金をしまっておく場所が、会社の準備金(貯金箱)です。普通、この貯金箱には現金や、他の会社の株などが入れられています。
今回のニュースは、「The Smarter Web Company」が、この会社の貯金箱に、さらにビットコインを追加で入れましたよ、というお話なのです。これは、この会社がビットコインを、現金や株と同じように、価値のある「資産」の一つとして考えていることを意味しています。
数字で見る今回の買い増し
もう一度、具体的な数字に注目してみましょう。
今回、「The Smarter Web Company」が新たに購入したのは 225 BTC です。そのために、1960万ポンドもの資金を投じました。ポンドはイギリスの通貨ですが、日本円に換算しなくても、非常に大きな金額だということが想像できますね。
そして、この買い増しの結果、この会社が保有するビットコインの総量は、なんと 1,825 BTC になりました。
これだけの規模でビットコインを保有し続けているということは、この会社がビットコインの将来性に対して、しっかりとした考えを持っていることの表れと見ることができるかもしれません。
ジョンの一言コメント
今回のニュースは、企業が資産をどのように管理していくか、その選択肢が変わりつつあることを示す一つの例だと感じました。昔ながらの現金や株だけでなく、ビットコインのような新しいデジタル資産を会社の「貯金箱」に入れる。こうした動きが、今後他の会社にも広がっていくのか、注目していきたいですね。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
The Smarter Web Company Purchases 225 More Bitcoin For Its
Bitcoin Treasury