ビットコインを「会社の貯金」にする企業たち。それってバブルなの?というお話
こんにちは!ブロックチェーン技術の最新ニュースを、誰にでも分かりやすくお伝えするブロガーのJonです。
最近、「有名企業が会社の資産としてビットコインを大量に購入しました!」なんてニュース、よく耳にしませんか?なんだかすごいことのように聞こえますが、一部の専門家からは「そのやり方、まるでバブル(泡のようにいずれ弾けてしまう危険な状態)なんじゃない?」という、ちょっと心配になるような声も上がっています。
今回は、なぜそんな風に言われるのか、その仕組みを一緒にやさしく解き明かしていきましょう!
そもそも「ビットコインを保有する会社」ってどんな仕組み?
まず、基本からおさらいです。会社は事業で得た利益などを「資産(会社が持っている財産のこと)」として保有しています。普通は、その多くを現金(日本円や米ドルのような、国が発行するお金)で持っていますよね。
ところが最近、その資産の一部、あるいは大部分を現金ではなく「ビットコイン」で持っておこう、という会社が登場してきました。これが、今回話題になっている「ビットコインを資産として保有する会社」のことです。
なぜそんなことをするのでしょうか?
それは、「将来、ビットコインの価値がもっと上がるかもしれない」と期待しているからです。身近な例でいうと、私たちが貯金の一部を現金ではなく、価値が上がるかもしれない「金(ゴールド)」で持っておく感覚に少し似ているかもしれませんね。
「利益は、新しい投資家から」の真意とは?
ここからが本題です。今回の元記事が指摘しているのは、これらの会社の「利益の出どころ」です。
普通、会社が利益を出すのは、商品やサービスをお客さんに売るからです。例えば、パン屋さんが一生懸命パンを焼いて、それを売ることで儲けるのと同じですね。これを「事業収益」と呼びます。
ところが、元記事によると、ビットコインを大量に保有する会社は、この事業収益からではなく、「保有しているビットコインの価値が上がること」で大きな利益を得ている、と指摘されています。
では、なぜビットコインの価値は上がるのでしょうか?
それは、あなたのような「これからビットコインを買いたい!」と市場に新しく参加してくる投資家(お金を出して、将来的なリターンを期待する人たちのこと)が増えるからです。
元記事の刺激的な表現を借りるなら、「その会社の利益を生み出しているのは、あなた(新しい投資家)自身だ」ということなんです。ちょっとドキッとする言葉ですよね。
この仕組みを整理すると、こんな流れになります。
- ステップ1:会社が、まだ価格がそれほど高くないうちにビットコインを大量に購入します。
- ステップ2:ニュースなどを見て、ビットコインに興味を持った新しい投資家がどんどん市場に入ってきて、ビットコインを買い始めます。
- ステップ3:買いたい人が増えるので、ビットコインの価格がぐんぐん上がっていきます。
- ステップ4:すると、会社が元々持っていたビットコインの価値も自動的に上がり、会社の帳簿上(会社の家計簿のようなもの)の利益が大きく膨らむ、というわけです。
つまり、会社の利益は、新しい投資家が市場に注ぎ込んだお金によって支えられている、という見方ができるのです。
何が「バブル」だと心配されているの?
この仕組みの最も心配な点は、「常に新しい投資家が市場に入り続けてくれること」を前提にしていることです。
もし、何かのきっかけでビットコインへの関心が薄れてしまい、新しいお金の流れが止まってしまったらどうなるでしょうか?
買いたい人が減れば、当然、価格は下落する可能性があります。そうなると、あれだけ大きく見えた会社の「利益」は一瞬で消え去り、まるで泡(バブル)がパチンと弾けるように、価値が大きく下がってしまう危険性がある……。これが、今回の記事が鳴らす警鐘の核心部分です。
会社の本来の事業がうまくいっているかどうかとは関係なく、資産の価格変動だけで会社の価値が大きく左右されてしまう。その不安定さを「バブルのようだ」と表現しているのですね。
Jonのつぶやき
これは、なかなか手厳しい指摘ですね。でも、投資や新しい技術に触れる上で、とても大切な視点だと感じました。企業が暗号資産(仮想通貨)を持って価値が上がったというニュースを見たときに、「その価値の源泉は、一体どこにあるんだろう?」と考えてみること。事業活動から生まれた利益なのか、それとも資産価格の上昇によるものなのか。この違いを意識するだけでも、ニュースの読み方がぐっと深まり、より賢く情報と付き合えるようになりますね。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Bitcoin Treasury Companies Are Bubbles
