ビットコインETF需要が急増、価格上昇と相まって2025年最大の流入を記録
スポットビットコインETFは、先週、価格上昇をきっかけに機関投資家の資金が流入し、需要が急増しました。4月21日から25日の週にかけて、スポットビットコインETFは30億ドルを超える純流入を記録し、これはそれまでの低調な需要を覆すものでした。この急増は、市場の活況を反映しており、ビットコインETFへの関心の高まりを示唆しています。
仮想通貨関連ニュース
ビットコインマイニング、再生可能エネルギー利用でサステナビリティを推進
ケンブリッジ代替金融センターのデジタルマイニング業界レポートによると、ビットコイン（BTC）マイニングのエネルギー消費において、再生可能エネルギーの利用が50%を超えた。エネルギー消費量は増加しているものの、業界は持続可能なエネルギーへの依存を強めており、多様化と技術革新を通じて長期的なレジリエンスを目指している。年間推定エネルギー消費量は、前回のレポートから増加した。
ProShares XRP先物ETF、4月30日のローンチは見送りか – Bloomberg報道
ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏によると、ProSharesのXRP先物上場投資信託（ETF）は4月30日に取引を開始しない見込みです。米国証券取引委員会（SEC）はETFを承認していますが、セイファート氏は具体的なローンチ日は未定だと説明しています。
TRON DAO、ハーバード・ブロックチェーンカンファレンス2025を支援
TRON DAOは、ハーバード大学ブロックチェーンクラブ主催の「ハーバード・ブロックチェーンカンファレンス2025 (HBC25)」のプラチナスポンサーを務めることを発表しました。このカンファレンスは、学生と業界専門家を合わせて350名が参加し、ブロックチェーンとAIに関する議論が行われました。TRON DAOは、新進気鋭の人材育成を支援し、業界の発展に貢献しています。
アリゾナ州、ビットコイン準備金法案可決へ：知事承認待ち
アリゾナ州議会は、28日に賛否が分かれた採決の結果、戦略的ビットコイン準備金創設法案を可決しました。この法案は、公的資金の一部をビットコインに投資することを州財務局に許可するものです。共和党のウェンディ・ロジャース上院議員が提案し、現在知事の承認待ちです。
フィデリティ、第二四半期のビットコイン安定性とイーサリアムの成長の可能性を展望
フィデリティ・デジタル・アセットは、4月28日のレポートで、第一四半期におけるビットコイン（BTC）とイーサリアム（ETH）の対照的なパフォーマンスが、第二四半期の異なる展望につながると分析しました。ビットコインは2024年12月の過去最高値から20%以上下落しましたが、安定性を維持。一方、フィデリティはイーサリアムに成長の機会を見出しています。
Custodia CEO、ステーブルコインにおける大手銀行優遇策を巡りFRBを批判
Custodia BankのCEO、ケイトリン・ロング氏は、米連邦準備理事会（FRB）が、規制緩和の姿勢を示しつつも、大手銀行を優遇する反仮想通貨政策をひそかに維持していると非難しました。ロング氏は、FRBが先週、いくつかの仮想通貨関連の制限を撤廃した一方で、2023年1月からの主要なルールを維持し、銀行が仮想通貨と直接関わることを阻止している点を批判しています。
イーサリアム財団、経営陣と取締役会に基づく新リーダーシップモデルを発表
イーサリアム財団は、4月28日にリーダーシップの再編を発表し、2人の共同エグゼクティブディレクターの重点分野を明確化しました。また、経営陣と取締役会の業務領域を分離し、戦略的実行の強化、内部運営の強化、イーサリアム（ETH）の更なるサポートを目指しています。この変更は、組織の効率化とガバナンスの改善を目的としています。
マスターカード、主要暗号資産企業との提携でステーブルコイン決済を導入
マスターカードは、2024年4月28日にステーブルコイン決済の導入を発表しました。これにより、消費者はステーブルコインを支払い、加盟店は従来の決済フローを通じて受け取ることができるようになります。OKXやNuveiなどの暗号資産関連企業やフィンテック企業と提携し、ウォレットの有効化やカードサービスなどを統合することで、グローバルネットワークでの利用を目指しています。
スタンダードチャータード、ビットコインが2025年第2四半期に12万ドルへ上昇と予測
スタンダードチャータード銀行は、ビットコイン（BTC）が2025年第2四半期に12万ドルの新高値を更新すると予測しています。これは、戦略的な資産再配分と投資フローの変化によるものと分析されています。同行のデジタル資産調査責任者、ジェフリー・ケンドリック氏の見解によれば、いくつかの要因がこの上昇を後押しするとのことです。