マイクロソフトがWindows向け「AI開発ギャラリー」を公開！あなたのアプリにAIを簡単に組み込める？
みなさん、こんにちは！今回は、マイクロソフトが公開したばかりの「AI開発ギャラリー」という、とっても面白いツールについて解説します。AIって聞くと、なんだか難しそう…って思いますよね？でも、このギャラリーを使えば、まるでレゴブロックを組み立てるみたいに、あなたのアプリにAIの機能を組み込めるかもしれないんです！
AI開発ギャラリーって何？
AI開発ギャラリーは、Windowsのアプリ開発者さんが、自分のアプリにAIの機能を追加するのを助けるためのツールです。例えるなら、AIの部品がたくさん詰まったおもちゃ箱みたいなもの！そのおもちゃ箱の中から、自分の作りたいものに合った部品を選んで、簡単に組み立てられるんです。
マイクロソフトは、2024年12月にこのプロジェクトを発表し、.NET（マイクロソフトが開発した、アプリを作るための技術）を使ったAI開発をもっと簡単にするために、4月22日にこのギャラリーを公開しました。Microsoft Store（マイクロソフトのアプリストア）からダウンロードできます。まだプレビュー版（お試し版）ですが、これからどんどん進化していくのが楽しみですね！
何ができるの？ 具体的な機能をチェック！
このAI開発ギャラリーを使うと、どんなことができるのでしょうか？いくつか例を挙げてみましょう。
- 検索とAIを組み合わせる（Retrieval-Augmented Generation、RAG）： 例えば、大量の文章の中から必要な情報を探し出し、AIがそれを要約して答えてくれる、賢い検索アシスタントのようなものを作れます。
- チャットインターフェース： AIと会話できるチャットボットを、あなたのアプリに組み込むことができます。
- 物体検出： 画像や動画の中に写っているものを認識する機能です。例えば、カメラアプリで、写っているものが何かを教えてくれる機能などを実装できます。
- テキスト読み上げ/音声テキスト変換： 文字を音声で読み上げたり、逆に音声を文字に変換したりできます。
- 文書の要約と分析： 長い文章をAIが要約したり、内容を分析したりできます。レポート作成アプリなどに組み込むと便利ですね。
これらの機能は、すべてあなたのパソコン上で動きます。つまり、インターネットに繋がっていなくても使えるんです！これは嬉しいポイントですよね。
一番の魅力は「ソースコード」が見れること！
このAI開発ギャラリーの一番の魅力は、それぞれの機能の裏側にあるC#（シーシャープ）というプログラミング言語で書かれた「ソースコード」が見れること！しかも、ワンクリックでVisual Studio（マイクロソフトが提供する、プログラミングをするためのソフト）のプロジェクトとしてエクスポート（書き出し）できるんです。つまり、「この機能、ちょっと改造したいな」と思ったら、すぐに自分でコードを書き換えて試せるんです。
さらに、Hugging FaceやGitHubといった、AIモデル（AIに学習させるためのデータやプログラム）がたくさん集まっている場所から、必要なモデルを簡単にダウンロードできます。AI開発ギャラリーが、モデルの互換性（ちゃんと動くかどうか）もチェックしてくれるので、安心して使えますね。
AI開発ギャラリーは、AI開発の「入り口」
AI開発ギャラリーは、AI開発を始めるための、とても良い「入り口」になると思います。難しい知識がなくても、色々な機能を試したり、ソースコードを参考にしたりしながら、AIの仕組みを学ぶことができます。まるで、料理のレシピを見ながら、色々な料理に挑戦するみたいに、AI開発を楽しめるはずです！
私も実際に触ってみましたが、本当に簡単にAIの機能を試せるので、AI開発のハードルがぐっと下がったように感じました。これからどんなアプリが生まれてくるのか、とても楽しみです！
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです：
Microsoft touts AI Dev Gallery for Windows