プログラミングがもっと楽に！？Visual Studio CodeのAI機能がパワーアップ！
皆さん、こんにちは！ジョンです。今回は、プログラミングをする人なら知らない人はいないかも？というくらい有名な、Microsoftのコードエディタ「Visual Studio Code（VS Code）」の最新情報をお届けします！
今回のアップデート（バージョン1.100）では、なんとAI（人工知能）の力を借りて、プログラミングがもっと簡単になるような機能が盛りだくさんなんです！「AI」って聞くと、なんだか難しそう…って思うかもしれませんが、ご安心ください！この記事では、AI初心者さんにも分かりやすく、今回のアップデート内容を解説していきますね。
AIチャットがもっと便利に！
今回のアップデートで特に注目なのが、AIチャット機能の進化です。VS Codeの中でAIと会話しながら、コードを書いたり、問題を解決したりできる機能なんですが、これがさらに便利になりました。
- Markdown形式に対応：今までは、AIに指示を出すのがちょっと難しかったんですが、今回のアップデートで、Markdownという書き方に対応しました。Markdownを使うと、文章を構造的に書けるので、AIに指示が伝わりやすくなるんです。まるで、レシピを書くみたいに、AIに手順を伝えられるイメージですね！
- 指示ファイルとプロンプトファイル：「指示ファイル」っていうのは、例えば「このプロジェクトでは、こういう書き方を守ってね」とか「この技術を使ってね」といったルールをまとめておくファイルのこと。一方、「プロンプトファイル」は、よく使う質問を保存しておけるファイルのことです。「〇〇のコードを書いて」みたいな命令を毎回入力しなくても、プロンプトファイルから選ぶだけでAIが実行してくれるんです！
AIがコード編集をスピードアップ！
AIの力で、コード編集がもっと早くなる機能も追加されました。特に大きなファイル（何千行もあるようなコード）を編集するときに、その効果を実感できるはずです。
- エージェントモードの高速化：AIがまるでアシスタントのように、コードを自動で修正してくれる「エージェントモード」。今回のアップデートで、このモードがさらに速くなりました。OpenAI（AI技術を開発している会社）の技術と、Anthropic（同じくAI技術を開発している会社）の技術が導入されたことで、AIがより効率的にコードを編集できるようになったんです。
Next Edit Suggestions（次の編集候補）が賢くなった！
コードを書いていると、「次は何を書けばいいんだろう？」って迷うこと、ありますよね？そんな時に役立つのが「Next Edit Suggestions（NES）」という機能。これは、AIが文脈を理解して、次に書くべきコードを提案してくれる機能なんです。
- 提案の精度がアップ：今回のアップデートで、AIが提案するコードの精度が大幅に向上しました。より速く、より的確な提案をしてくれるので、コーディングのスピードアップに繋がります。
- import文の自動提案：JavaScriptやTypeScript（JavaScriptをより安全に使うための言語）でコードを書いている時、必要なimport文（外部の機能を使うための命令）を自動で提案してくれるようになりました。「あれ？この機能を使うには、どのimport文が必要だっけ？」と悩む時間が減りますね！
セキュリティも強化！
VS Codeの拡張機能（機能を追加するプログラム）の中には、残念ながら悪意のあるものも存在します。今回のアップデートでは、そういった危険な拡張機能からユーザーを守るための対策も強化されました。
- 悪意のある拡張機能に関する情報提供：悪意のある拡張機能が見つかった場合、その理由を説明するリンクが表示されるようになりました。これにより、ユーザーは潜在的なリスクを理解し、より安全にVS Codeを利用できます。
- 拡張機能の署名検証の義務化：拡張機能が安全であることを証明するための署名検証が、Windows、macOSだけでなく、Linuxでも義務化されました。これにより、より多くのユーザーが安全に拡張機能を利用できるようになります。
その他の便利な機能
今回のアップデートでは、他にも細かいけど便利な機能がたくさん追加されています。
- フローティングウィンドウの新しいモード：VS Codeのウィンドウを小さくして、他のウィンドウの上に表示できる「フローティングウィンドウ」に、新しいモードが追加されました。「コンパクトモード」では、UI要素（ボタンとかメニューとか）が隠れて、コンテンツ（コード）をより広く表示できます。「常に最前面表示」モードでは、常に他のウィンドウよりも手前に表示されるようになります。
- ステージングされた変更のクイックdiffエディタ：バージョン管理システム（Gitなど）を使っている時、変更を一時的に保存する「ステージング」という作業があります。今回のアップデートで、ステージングされた変更を、ソース管理ビューを開かなくても、エディタ上で直接確認できるようになりました。
まとめと感想
今回のVisual Studio Codeのアップデートは、AI技術を駆使して、プログラミングの効率を大幅に向上させることを目指したものだと感じました。特にAIチャット機能の進化は、プログラミング初心者にとって、頼りになる先生が増えたような感覚かもしれません。AIの力を借りながら、楽しくプログラミングを学んでいきましょう！
個人的には、Next Edit Suggestionsの精度向上に期待しています。コーディング中に「あれ？次何書けばいいんだっけ？」と手が止まることがよくあるので、AIが的確な提案をしてくれることで、スムーズに作業を進められるようになるのではないかとワクワクしています！
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです：
Visual Studio Code beefs up AI coding features