AIがプログラミングを手伝ってくれる時代が来た！Visual Studioの新機能がすごい
こんにちは、ジョンです！今回は、プログラミングの世界に革命を起こしそうな、MicrosoftのVisual Studioの最新情報をお届けします。特に注目は、AIが開発をサポートしてくれる「エージェントモード」という新機能！まるで優秀なアシスタントが隣にいるみたいなんです。
GitHub Copilotの進化版？エージェントモードって何？
今回のアップデート（Visual Studio 2022 version 17.14）でプレビュー版として登場した「エージェントモード」。これは、あの有名なGitHub Copilot（AIがコードを自動生成してくれるツール）をさらに進化させたような機能なんです。どんなことができるのか、詳しく見ていきましょう。
簡単に言うと、エージェントモードは、私たちが普段使っている言葉（自然言語）でVisual Studioに指示を出すだけで、複雑なプログラミングのタスクを自動でこなしてくれるんです！例えば、「このバグを直して」とか「この機能を実装して」と指示すれば、AIがコードを理解し、エラーを修正したり、必要なコマンドを実行したり、実行時のエラーを分析したりして、最終的にタスクを完了してくれるというわけです。
これって、まるでベテランのプログラマーに「これやっといて」ってお願いするみたいですよね！プログラミング初心者にとっては、本当に心強い味方になってくれそうです。
他にも盛りだくさん！Visual Studio 17.14の新機能
今回のアップデートでは、エージェントモード以外にも、開発を効率化してくれる便利な機能がたくさん追加されています。
- Next Edit Suggestions (NES): GitHub Copilotが、過去の編集履歴から、次にどんなコードを書くべきか予測して提案してくれます。
- AIによるドキュメントコメント生成: C++やC#の関数に対して、AIが自動でドキュメントコメント（コードの説明文）を生成してくれます。これ、地味に時間がかかる作業なので、すごく助かりますよね！
- Model Context Protocol (MCP)のサポート: Anthropic（AI開発の会社）が開発したMCPというオープンソースのプロトコルに対応しました。これにより、GitHub Copilotのエージェントが、データやツール、リソースに構造化された方法でアクセスできるようになります。
デバッグ機能も進化！
バグを見つけて修正するデバッグ作業も、今回のアップデートで大きく進化しています。例えば、デザイン時にリアルタイムでアプリの変更点を確認できる「Live Preview」機能が追加されました。これにより、コードを修正するたびにアプリを再起動する必要がなくなり、開発効率が大幅に向上します。
他にも、.NET MAUI（複数のプラットフォームに対応したアプリを開発するためのフレームワーク）向けのMonoデバッグエンジンがVisual Studio Coreデバッガーに統合されたり、C++の動的デバッグ機能が強化されたり、C++23（C++の最新規格）のサポートが追加されたりと、盛りだくさんの内容となっています。
Git連携もさらに便利に！
バージョン管理システムのGit（プログラムの変更履歴などを記録・管理するシステム）との連携機能も強化されています。リポジトリ（プログラムのデータを保管する場所）を開いたままVisual Studioを再起動できるようになったり、新しいリポジトリを作成する際のデフォルトブランチを設定できるようになったり、Gitリポジトリウィンドウで送受信コミット（変更履歴の記録）のみを表示するフィルターが追加されたりと、細かい部分ですが、日々の開発作業をスムーズにしてくれる改善が施されています。
その他にも便利な機能が満載！
他にも、NuGet（.NETライブラリを管理するシステム）の認証プロセスが改善されたり、複数の拡張機能をまとめてインストールできるExtension Packsがサポートされたり、WinForms（Windowsアプリ開発のためのフレームワーク）のアウトプロセスデザイナーが強化されたりと、様々な改善が行われています。
まとめと感想
今回のVisual Studio 2022 version 17.14のアップデートは、AIを活用した開発支援機能の強化、デバッグ機能の進化、Git連携の改善など、開発者にとって嬉しい機能が満載です。特に、エージェントモードは、プログラミングの知識が少ない人でも、AIの力を借りて開発に参加できる可能性を広げてくれる、画期的な機能だと思います。
私も実際に使ってみましたが、AIがコードを自動生成してくれるのはもちろん、エラーを修正したり、ドキュメントを生成したりしてくれるのは本当に助かります。これからは、AIと協力しながら、よりクリエイティブな開発ができるようになりそうです！
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです：
Visual Studio previews agent mode for multi-step coding
tasks