こんにちは、ジョンです！ゲームの世界に「終わり」はつきもの？
皆さん、こんにちは！GameFiの世界を探求するジョンです。今日はちょっと寂しいけれど、オンラインゲームの世界では決して珍しくない「サービスの終了」という話題から、GameFiの未来について考えてみたいと思います。
最近、あるゲームのニュースが目に留まりました。それが「Shatterline（シャッターライン）」というゲームの、オンラインマルチプレイサービス終了のお知らせです。皆さんの中にも「お気に入りのオンラインゲームがサービス終了しちゃって、もう遊べなくなったんだ…」なんて経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、GameFiにも通じる「ゲームの持続可能性」という大事なテーマが見えてくるので、一緒に見ていきましょう！
Shatterline（シャッターライン）ってどんなゲーム？
まず、Shatterlineがどんなゲームだったかというと、SFの世界を舞台にした
ファーストパーソンシューター（FPS）
（一人称視点、つまりプレイヤーが主人公の目線で銃を撃ち合うタイプのゲーム）です。元記事を掲載しているのが「NFT Plazas」というGameFiやNFTのニュースを扱うサイトなので、「え？GameFiのゲームだったの？」と疑問に思う方もいるかもしれませんね。
実は、ShatterlineはWeb3（インターネットの新しい形、ブロックチェーン技術などを活用した分散型のウェブ）の世界で、何らかのGameFi要素を取り入れる可能性も検討されていた、あるいは期待されていたゲームの一つだったんです。
ここで少し、GameFi（ゲームファイ）についておさらいしておきましょう。これは「Game（ゲーム）」と「Finance（金融）」を組み合わせた造語で、ゲームをプレイすることでお金（仮想通貨やNFTなどのデジタル資産）を稼ぐことができる、新しい形のゲームのことです。いわゆる「Play to Earn（P2E）」とも呼ばれます。ゲーム内で手に入れたアイテムが、現実世界で価値を持つデジタル資産になる、と聞くとワクワクしますよね！
オンラインマルチプレイが終了！何が起こったの？
今回のShatterlineのニュースは、2024年6月26日をもって、そのオンラインマルチプレイヤーサービス（つまり、世界中のプレイヤーとインターネットを通じて一緒に遊ぶための機能や、それを支える
オンラインマルチプレイヤーサーバー
というシステム）が完全にシャットダウンされる、という内容でした。
今後、このゲームはオンラインでの対戦や協力プレイができなくなり、一人で遊ぶための
シングルプレイヤーモード
（ストーリーを進めたり、AIと戦ったりする、いわゆる「一人用ゲーム」）のみが残る形になるそうです。オンラインゲームとしては、事実上の「終わり」を告げることになりますね。
なぜオンラインサービス終了は起こるのか？GameFiにも共通する課題
オンラインゲームのサービス終了は、プレイヤーにとって本当に残念な出来事です。でも、なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか？その背景には、ゲームを運営していく上での様々な課題があります。
- 運営コスト：オンラインゲームのサーバー維持には莫大な費用がかかります。たくさんの人が同時に遊べるようにするには、高性能なサーバーとそれを管理する人手が必要です。
- ユーザー数の維持：どんなに面白いゲームでも、時間の経過とともにプレイヤーが減ってしまうことがあります。新しいプレイヤーが入ってこないと、ゲーム内のコミュニティも寂しくなり、運営も難しくなります。
- コンテンツの更新：プレイヤーを飽きさせないためには、定期的に新しいキャラクターやステージ、イベントなどを追加する必要があります。これも開発コストや時間、人手がかかります。
これらの課題は、実はGameFi（ゲームファイ）の世界でも例外ではありません。むしろ、GameFi特有の難しさもあります。
- 経済圏の安定性：GameFiでは、ゲーム内の仮想通貨や
NFT（非代替性トークン）
（世界に一つしかないデジタル証明書で、ゲーム内の特別なアイテムやキャラクターなどがこれにあたります）の価値が、市場の状況やゲームの経済圏の設計によって大きく変動することがあります。これはゲームの持続可能性に直接影響します。
- ユーザーの期待値：「稼げるゲーム」という側面が強調されるため、ゲームとしての面白さだけでなく、「どれだけ稼げるか」という点もユーザーの期待値に加わります。これが満たされないと、ユーザー離れが加速する可能性があります。
Shatterlineが直接GameFiの仕組みを持っていたかは不明ですが、このようにオンラインゲームの運営は一筋縄ではいかないもの。Web3ゲームも、持続可能なエコシステムを構築することが何よりも重要な課題となっています。
GameFiの未来を考えるヒントにしよう
今回のShatterlineのニュースは、オンラインゲーム全般、そしてGameFiのゲーム開発・運営が抱える難しさを改めて教えてくれる事例だと感じました。華やかなWeb3ゲームの世界でも、結局は「ゲームとして面白いか」「安定して長く遊べるか」という基本的な部分が本当に大切なんですよね。
GameFiの未来を考える上で、私たちプレイヤーも「稼げる」という側面だけでなく、そのゲームが持つエンターテイメント性や、コミュニティの質、そして開発チームの長期的なビジョンに注目していくことが重要だとジョンは思います。今回のShatterlineの事例が、これからのGameFiゲーム開発における教訓となり、より長く愛されるゲームが生まれるきっかけになることを願っています！
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです：
Shatterline to End Online Play, Shifts to Single-Player in
June