ジョンです! 医療の「コスパ」を真剣に考えるプロ集団「ISPOR」って何?
皆さん、こんにちは! 旅行、資産運用、言語学習、そして健康と、幅広いテーマで皆さんの「なるほど!」を追求するライター、ジョンです。
今回は、私たちの生活に密接に関わる「健康」の分野から、ちょっと難しいけれど、知ると「へぇ~!」となるようなニュースをご紹介しますね。
先日、ある専門家グループが開催した国際会議で、私ジョンが関わった研究が賞をいただいたという嬉しいニュースがありました! その会議を開催したのが「ISPOR(アイエスピーオーアール)」という団体なんですが、皆さんはご存知でしょうか?
「ISPOR」という名前だけ聞くと、まるで秘密結社みたいに感じるかもしれませんが(笑)、実は私たちの医療の未来を左右する、とっても大切な活動をしている国際的な学会なんです。正式名称は「国際医薬経済・アウトカム研究学会」といって、一言でいうと、「病気の治療って、効果があるのはもちろん大切だけど、それだけじゃなくて、かかった費用に見合うだけの価値があるのか?」「もっと効率よく、患者さんの生活の質を高める方法はないか?」といった、医療の「コスパ」や「価値」を真剣に考えている専門家たちが集まる場所なんです。
まるで、新しいお薬や治療法が出てきた時に、「このお薬、どんな風に患者さんの生活を良くするの?」「医療費全体にどう影響するの?」ということを、お財布の中身も考えながら、多角的に評価する「医療のコンサルタント集団」のようなイメージでしょうか。だから、私たちがより良い医療を、より長く受けられるように、日々研究を重ねているんですね。
「治療の価値」を測るってどういうこと? 日常生活に例えてみよう!
さて、私の研究が評価された理由にも関わるのですが、「治療の価値を定量化する」という言葉を耳にすると、ちょっと身構えてしまうかもしれませんね。でも、これは私たちの日常生活にも通じる、とても身近な考え方なんです。
例えば、皆さんが新しいスマートフォンを買う時を想像してみてください。値段が高いスマホでも、「カメラの性能がすごく良い」「バッテリーが長持ちする」「操作がサクサクでストレスがない」など、たくさんのメリットがあれば、「この値段でも価値がある!」と感じますよね? 逆に、値段が安いスマホでも、すぐに壊れたり、使い勝手が悪かったりしたら、「安物買いの銭失いだった…」と感じるかもしれません。
医療の世界でも同じです。単に「病気が治った!」だけでなく、
- その治療によって、患者さんの生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)はどう変わったか? (例えば、痛みが減って、好きなことができるようになったか? 仕事に復帰できたか? など)
- 副作用はどれくらいあったか?
- 治療にかかった費用は、その効果に見合うものだったか?
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