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ブラウザでJava 17を! CheerpJ WebAssembly JVMがプレビュー

CheerpJ 4.1: Java 17 Support Lands in Your Browser with WebAssembly

こんにちは!あなたのデジタルガイド、ジョンです!

皆さん、こんにちは!あなたのデジタルライフをちょっとだけ面白くするお手伝いをしている、ジョンです。技術のニュースって聞くと、なんだか難しそう…って思いますよね?でも、実は私たちの暮らしをどんどん便利にしてくれる、ワクワクする話がいっぱいなんですよ!

今日は、そんなAIの進化の土台となるような、ちょっと面白い技術のお話。「CheerpJ」というものが、私たちのウェブ体験をどう変えようとしているのか、皆さんと一緒に掘り下げていきたいと思います。専門用語は一切なしで、まるでカフェで隣の人とおしゃべりしているみたいに、ゆる~く解説していきますからね!

CheerpJって、いったい何者?

さて、今日の主役「CheerpJ(チアープジェイ)」って、一体なんでしょう?ものすごく簡単に言うと、これは「古いJavaアプリを、現代のウェブブラウザで動かす魔法の道具」なんです。

え?Javaアプリって何?って思いますよね。Java(ジャバ)というのは、パソコンのソフトやスマートフォンのアプリ、ウェブサービスなど、色々なものを作るための「言語」の一つです。世界中で何十年も使われている、とてもポピュラーな言語なんですよ。例えば、AndroidのアプリなんかもJavaで作られていることが多いんです。

これまで、Javaで作られたソフトをパソコンで使うには、そのパソコンに「Javaを動かすための特別なプログラム(Java Runtime Environment、通称JRE)」をインストールする必要がありました。例えるなら、DVDを再生するために、DVDプレーヤーが必要だったようなイメージです。

ところが、このCheerpJを使うと、なんとブラウザ(皆さんがウェブサイトを見るのに使っているGoogle ChromeやSafari、Microsoft Edgeなどのソフトのことですね!)を開くだけで、Javaで作られたアプリが動くようになるんです!これって、DVDプレーヤーがなくても、ブラウザだけでDVDの映像が見られちゃう、みたいなもの。すごい進化だと思いませんか?

なぜ今、これがすごいニュースなの? WebAssemblyって?

今回のニュースは、このCheerpJが「バージョン4.1」になり、さらに進化したというお話です。特に注目なのは、「Java 17」という新しいJavaのバージョンに対応し始めたこと、そして「モバイルデバイスでの動作が大きく改善された」点です。

ここで出てくる専門用語が、もう一つあります。「(ウェブアセンブリ)」、略して「Wasm(ワズム)」です。これは、ブラウザの中でプログラムを驚くほど速く動かすための新しい技術なんです。例えるなら、これまでのウェブが一般道だったとしたら、Wasmはウェブの中にできた専用の高速道路みたいなもの。データをより速く、スムーズにやり取りできるようになるので、ウェブサイトやウェブアプリがもっと快適に使えるようになるんです。

CheerpJは、このWebAssemblyの技術をうまく使って、Javaのプログラムをブラウザ上でスピーディーに動かしています。そして今回、Javaの最新版である「Java 17」への対応が進んだことで、より新しい技術が使えるようになり、さらなる性能向上やセキュリティの強化が期待できるようになったわけです。ちなみに、Java 17は「LTS(Long-Term Support)リリース」といって、長期にわたって安心して使えるようにサポートが約束されているバージョンなんですよ。

もっと便利に! モバイルでもサクサク動く!

今回のCheerpJ 4.1のもう一つの大きな進化は、スマートフォンやタブレットといったモバイルデバイスでの対応が格段に良くなったことです。

これまでは、Javaで作られた複雑なアプリは、パソコンでしかまともに動かせないものがほとんどでした。でも、今回のアップデートで、モバイルデバイスのブラウザでも、そういったアプリがスムーズに動くようになる可能性が出てきたんです。想像してみてください。今まで職場のパソコンでしか使えなかった業務用アプリが、出先でタブレットからサッと使えるようになるかもしれません。これは、ビジネスの現場だけでなく、私たちのにも大きな変化をもたらすかもしれませんね。

その他にも、こんな改善がされています。

  • SSL(Secure Sockets Layer)対応の強化: インターネットでデータを安全にやり取りするための「暗号化技術」のことです。皆さんがウェブサイトを見る時、「https://」で始まるURLは、このSSLで保護されている証拠。より安全に情報が送れるようになります。
  • オーディオ対応: Javaアプリ内で音が鳴らせるようになりました。
  • パフォーマンス最適化: 全体的に動きがよりスムーズに、速くなりました。
  • ネットワーク機能の改善: インターネット接続がより安定し、効率的になりました。

CheerpJの仕組みって、どんな感じ?

CheerpJがどうやってJavaアプリをブラウザで動かしているのか、少しだけその仕組みに触れてみましょう。

元記事によると、CheerpJは基本的に「JavaScriptライブラリ」として機能しています。JavaScript(ジャバスクリプト)というのは、皆さんが見ているほとんどのウェブサイトに動きをつけたり、ブラウザ上で色々な処理を行ったりするための「プログラミング言語」です。

CheerpJは、「OpenJDK runtime(オープンJDKランタイム)」という、Javaプログラムを動かすための基本的な「エンジン」と、「emulation layer(エミュレーションレイヤー)」という、Javaアプリがブラウザの環境で「あたかもパソコン上で動いているかのように振る舞う」ための「通訳」のような役割を持つ

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