皆さん、ゲームの世界で「これ、自分で作れたら最高なのに!」って思ったことありませんか?
こんにちは、ゲームとテクノロジーの最前線を追いかけるジョンです!
最近、ゲームとブロックチェーン技術が融合した「GameFi(ゲームファイ)」の世界で、また一つワクワクするニュースが飛び込んできました。今日の主役は、大注目のメタバースゲーム「Otherside(アザーサイド)」。なんと、このゲームの中で、プレイヤーが自分でマップを作れるようになるんですって!
「え、それってどういうこと?」って思った方もいるかもしれませんね。大丈夫です、GameFiが全く初めての方にも、「なるほど!」と膝を打ってもらえるように、ジョンが分かりやすく解説していきますよ!
「Otherside(アザーサイド)」って、そもそもどんなゲーム?
まず、「Otherside」について簡単にご説明しましょう。
Othersideは、Yuga Labsという会社が手がける、「Web3(ウェブスリー)メタバースゲーム」です。
- メタバースとは?
インターネット上に広がる、仮想の空間のことです。私たちが現実世界で生活するように、アバター(自分の分身)を使って、この仮想空間で友達と会ったり、イベントに参加したり、買い物をしたり、まさに「もう一つの世界」を楽しめる場所です。 - Web3とは?
簡単に言うと、「ユーザーが主役の新しいインターネット」のこと。今までのインターネットは、GoogleやFacebookのような特定の企業が情報を管理・所有していましたよね。でもWeb3では、ブロックチェーンという技術を使って、情報やデジタルな資産(例えば、ゲーム内のアイテムや土地など)を、特定の企業ではなく、ユーザー一人ひとりが直接所有・管理できるようになるんです。
つまり、Othersideは、あなた自身が仮想の土地を所有したり、そこでビジネスをしたり、まるで現実世界と同じように経済活動に参加できる、そんな壮大なオンラインテーマパークのようなゲームだと思ってもらえればOKです。
ついに来た!ゲームの世界を自分で作れる「ODK」って何?
さて、今回のニュースの核心に入りましょう。Othersideが公開したのが、ユーザーがゲーム内でマップを作成している様子の動画です。
これは、「ODK(オーディーケー)」というツールの登場を意味します。
- ODKとは?
「Otherside Development Kit(アザーサイド・デベロップメント・キット)」の略で、日本語にすると「Otherside開発キット」という意味です。例えるなら、プロのゲームクリエイターが使うような「ゲーム作りのための道具箱」が、一般のユーザーにも開放される、ということです。
これによって、何が可能になるかというと、ずばり「UGC(ユー・ジー・シー)」の爆発的な増加です!
- UGCとは?
「User-Generated Content(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)」の略で、「ユーザーが作成したコンテンツ」という意味です。例えば、YouTubeに私たちが動画を投稿したり、Instagramに写真をアップしたりするのもUGCですよね。ゲームで言えば、「マインクラフト」でプレイヤーが自由に建物を建てたり、ワールドを作ったりするのに似ています。
今回のODKの公開によって、Othersideのプレイヤーは、この開発キットを使って、ゲーム内の土地の上に自分だけのオリジナルマップや構造物を作成できるようになります。つまり、これまでは運営会社が作っていたゲームの世界の一部を、私たちプレイヤー自身が自由にデザインし、追加できるようになるんです!これは本当にすごいことなんですよ。
なぜこれがGameFiの世界で大ニュースなの?
「自分でマップが作れるって、そんなにすごいことなの?」と思うかもしれませんね。でも、GameFiという観点から見ると、これはまさに革命的な一歩なんです。
主なポイントをいくつかご紹介します。
- 創造性の爆発とゲームの多様化
これまでは、ゲーム運営側が提供するコンテンツを「消費する」のが中心でした。でも、ODKがあれば、プレイヤー自身が「生み出す」側になれます。想像してみてください!何百万、何千万というプレイヤーが、それぞれのアイデアでマップやイベントを作り出したら、Othersideの世界はどれだけ豊かになるでしょうか。公式には思いつかないような、驚くほどユニークな体験が次々と生まれる可能性を秘めているんです。 - 「ユーザーが所有する」Web3の理念の深化
Web3の大きな特徴は「ユーザーがデジタル資産を所有する」ことだとお話しました。ODKによって作られたマップやコンテンツも、その制作者であるユーザーが所有権を持つことになります。これは、単に「ゲームを遊ぶ」だけでなく、「ゲームを共同で作り、その価値を共有する」という、GameFiの真髄をより深く実現するものなんです。 - コミュニティの活性化
「自分が作ったマップでみんなに遊んでもらいたい!」「友達と一緒にすごい建築物を作ろう!」こんなモチベーションが、プレイヤー間の交流を深め、強固なコミュニティを築き上げます。ゲームが単なる遊び場から、「みんなで育てる共有財産」へと進化するわけですね。
ジョンが思う、これからのGameFi
今回のOthersideの発表は、GameFiが単なる「遊んで稼ぐ(Play-to-Earn)」のブームを超えて、「ユーザーがゲームを創造し、その価値を共有する」という、より持続可能で、より豊かな体験を提供できる段階に入ってきたことを示していると、ジョンは強く感じています。
これからのGameFiは、単に「ゲーム」という枠を超え、クリエイターエコノミーの新たなフロンティアとなるでしょう。私たちが想像もしなかったような、新しい遊び方やビジネスモデルが、ここから生まれてくるかもしれませんね!本当に楽しみです!
まとめ
今日は、Web3メタバースゲーム「Otherside」が、ユーザーが自分でゲーム内のマップを作れる「ODK」を発表したという、GameFi界のビッグニュースをお届けしました。
難しい専門用語も出てきましたが、「ユーザーが主役の新しいインターネット」というWeb3の考え方が、ゲームの世界でどのように具体化されていくのか、少しはイメージできたでしょうか?
これからも、GameFiのワクワクするような最新情報を、ジョンが誰よりも分かりやすくお伝えしていきますので、ぜひお楽しみに!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Otherside Reveal UGC Map Creation Within Their ODK