プログラミングがもっと身近に?AIアシスタント搭載のテストツール「Parasoft C/C++test」最新版が登場!
こんにちは、ジョンです!AI技術って聞くと「なんだか難しそう…」って思う方も多いかもしれませんね。でも、最近は私たちの生活や仕事をサポートしてくれる、とっても便利なAIがたくさん登場しているんです。
今日は、特にソフトウェア開発の世界で、プログラマーさんたちのお仕事を助けるために進化した、あるツールのお話です。その名も「Parasoft C/C++test」(パラソフト シー・シープラスプラステスト)。このツールに、なんとAIアシスタントが仲間入りしたんですって!なんだかワクワクしますね!さっそく見ていきましょう!
Parasoft C/C++test ってなに?
まず、「Parasoft C/C++test」って何?って思いますよね。これは、C言語やC++言語(シープラスプラスげんご、とかシープラプラなんて呼ばれたりもします)っていうプログラミング言語でソフトウェアを作っている開発者のための、自動テストツールなんです。
ソフトウェアって、作ったらちゃんと動くか、おかしなところはないか、しっかりチェック(テスト)しないといけないんです。このツールは、そのテスト作業を自動で手伝ってくれる、縁の下の力持ちみたいな存在なんですよ。テストには、プログラムを動かさずにコードの問題点などを調べる静的テスト(せいてきテスト)と、実際にプログラムを動かしてみて問題がないか調べる動的テスト(どうてきテスト)などがありますが、C/C++testはこういったテストをサポートしてくれます。
今回の目玉!AIアシスタントが仲間入り!
今回のアップデート(バージョン2025.1)で一番注目なのが、AIアシスタントの搭載です!
「AIアシスタントって、何をしてくれるの?」って思いますよね。簡単に言うと、こんなことができる賢い助っ人なんです。
- 知りたい情報をサッと教えてくれる!:「この機能どうやって使うんだっけ?」とか「あの設定どこだっけ?」みたいに困ったとき、AIアシスタントに質問すると、説明書やマニュアルの中からパッと答えを見つけてきてくれるんです。まるで、製品に詳しい先輩が隣にいてくれるみたいですね!
- ツールがもっと使いやすくなる!:特に、このツールを使い始めたばかりの人にとっては、操作方法を覚えるのが大変だったりしますよね。でもAIアシスタントがいれば、使い方をスムーズに教えてくれるので、開発作業がグッと楽になります。
- 時間と手間を節約!:新しい人が使い方を覚える時間も短縮できるし、ベテランの人も調べ物にかかる時間が減るので、みんながもっと大切な開発作業に集中できるようになるんです。
このAIアシスタントは、Parasoftがもともと持っていた「GenAIエージェント」(ジェンエーアイ エージェント)っていう別のAI機能とも連携するんです。このGenAIエージェントは、Visual Studio Code(ビジュアルスタジオコード、多くの開発者に使われている人気のコード編集ソフトです)と連携して、プログラムの間違い(静的解析違反 – せいてきかいせきいはん – プログラムを実行する前に見つかるコードの問題点)を直すのを手伝ってくれるんですよ。
しかも、このAIアシスタントの「頭脳」となる部分、つまり大規模言語モデル(LLM – だいきぼげんごモデル、たくさんの文章データなどを学習して人間のように賢くなったAIのこと)は、ユーザーが自分で選べるんです!例えば、ChatGPTで有名なOpenAI(オープンエーアイ)や、マイクロソフトのAzure OpenAI(アジュール オープンエーアイ)など、自分の好きなAIサービスを選んで連携させることができるんですね。これは便利!
まだまだあるぞ!その他の便利なアップデート
今回のアップデートはAIアシスタントだけじゃないんです。他にも開発者にとって嬉しい機能がたくさん追加されていますよ!
より強力になったセキュリティチェック機能
ソフトウェアの安全性って、すごく大事ですよね。今回のアップデートでは、静的アプリケーションセキュリティテスト(SAST – サスト)の機能が強化されました。これは、プログラムを実行せずにコードをチェックして、セキュリティ上の弱点を見つけ出す技術のことです。
具体的には、「共通脆弱性タイプ一覧(CWEs – シーダブリューイーズ)」っていう、ソフトウェアによくある弱点をまとめたリストに基づいて、約70個もの新しいチェックルールが追加されたんです。これにより、例えばメモリの扱いの間違い(メモリ破損)や、処理の論理的な欠陥(ロジックフロー)といった、重大な問題点を開発の早い段階で見つけられるようになります。早く見つければ、修正するのも簡単でコストもかからないことが多いんですよ。
このおかげで、例えば自動車のセキュリティに関する国際規格「ISO 21434」や、医療機器ソフトウェアに関する国際規格「IEC 62304」といった、厳しい安全基準への対応もしやすくなるんです。
賢くなったルール管理機能
プログラムを書くときには、「コーディング規約」っていう、みんなで守るルールのセットがあります。でも、プロジェクトによっては複数の規約を使ったり、新しい規約に移行したりすることもあるんです。
そんなとき、今まではちょっと面倒なことがありました。例えば、古い規約ではOKだった(あるいは、問題として指摘されても「これは例外ね」と登録しておいた)コードが、新しい規約では別のIDでまた問題として指摘されちゃう、みたいなことです。そうすると、開発者は同じ問題に対して何度も対応しなくちゃいけなかったんですね。
でも、新しいバージョンでは、こういう重複する指摘を自動的に抑制してくれる機能がつきました! これで、規約の管理がずっと楽になりますね。
最新の安全基準にもバッチリ対応!
自動車業界などで特に重要視される「MISRA(ミスラ)」っていうコーディング規約があります。これは、Motor Industry Software Reliability Association(自動車産業ソフトウェア信頼性協会)が定めたもので、安全性が求められるソフトウェアを作るための、とても厳しいルール集なんです。今回のアップデートでは、最新版の「MISRA C:2025」に完全対応し、「MISRA C:2023」のルールも更新され、古いルールが削除されたり、機能安全(ソフトウェアが誤動作しないようにするための安全性)の改善が施されたりしています。これで、さらに安全なソフトウェア開発がしやすくなりますね。
もっと多くの開発環境で使えるように!
最後に、より多くの開発環境でこのツールを使えるように、対応する「コンパイラ」の種類も増えました。コンパイラっていうのは、人間が書いたプログラムのコードを、コンピュータが理解できる機械語に翻訳してくれるソフトのことです。新しいバージョンのARMコンパイラやClang(クラン)コンパイラ、GNU GCC(グヌー ジーシーシー)、Hexagon(ヘキサゴン)Clangコンパイラ、Intel(インテル)Classic C/C++コンパイラなど、多くのコンパイラに対応しました。
これって初心者にも嬉しいの?
ここまで読んで、「なんだか専門的で難しいかも…」と思った方もいるかもしれません。でも、今回のアップデート、特にAIアシスタントの登場は、実はプログラミング初心者の方にとってもすごく良いニュースなんです!
複雑なツールでも、AIアシスタントが使い方を教えてくれたり、疑問に答えてくれたりすれば、学ぶハードルがぐっと下がりますよね。それに、エラーの原因がわからなくて困ったときも、AIがヒントをくれれば、解決までの時間が短縮されて、プログラミングがもっと楽しくなるはずです。
AIが開発者をサポートすることで、より多くの人がソフトウェア開発の世界に足を踏み入れやすくなるかもしれませんね!
AI技術が、専門的なツールをどんどん使いやすくしてくれているのは本当に素晴らしいことだと思います。昔は分厚いマニュアルと格闘していたのが、まるで隣に先生がいるみたいにAIに質問できるなんて、夢のようですよね。これからAIがどんな風に私たちの仕事を助けてくれるのか、ますます楽しみです!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Parasoft C/C++test adds AI assistant