え、国がビットコインを貯金?カザフスタンが国の準備金として仮想通貨を検討中!
みなさん、こんにちは!「はじめてのブロックチェーン」を応援する、専門ライターのジョーです。
突然ですが、国が「貯金」として何を持っているか、考えたことはありますか?普通は「金(ゴールド)」や「米ドル」のような外国のお金が一般的です。でも、もし国がビットコインを貯金し始めたら…?今日は、中央アジアの国、カザフスタンから飛び込んできた、そんな未来を感じさせるニュースを分かりやすく解説します!
そもそも「国の準備金」ってなんだろう?
今回のニュースを理解するために、まずは「国の準備金(正式には外貨準備高といいます)」について簡単にお話ししますね。
これは、国にとっての「非常用の貯金箱」のようなものです。万が一、経済が不安定になったり、自国の通貨の価値が下がりそうになったりしたときに、この準備金を使って経済を守るんです。いわば、国のお守りですね。
この貯金箱には、通常こんなものが入っています。
- 金(ゴールド):昔から価値が安定している、信頼の塊です。
- 米ドルなどの外貨:世界中で使えるお金(基軸通貨)なので、持っていると安心です。
国は、こうした「いざという時に頼りになる資産」を大切に保管しているわけです。
カザフスタンがビットコインを準備金に?その意味とは
さて、本題です。なんと、カザフスタンの中央銀行(ちゅうおうぎんこう、日本でいう日本銀行のような、国のお金の心臓部です)が、この大切な「国の準備金」に、ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産とも呼ばれます)を加えることを計画している、というニュースなんです!
これは、本当にすごいことです。なぜなら、国が公式に「ビットコインは金やドルと同じくらい、国として保有する価値のある資産だ」と認めようとしているからです。
これまでは、個人や一部の企業が投資目的でビットコインを持つのが主流でした。しかし、国が「準備金」として持つとなると、話のスケールが全く違います。これは、ビットコインが単なる投機(短期的な値上がりを狙うこと)の対象ではなく、世界的に信頼される価値の保存手段として見なされ始めている、という大きなサインなのです。
ちなみにカザフスタンは、ビットコインのマイニング(コンピューターを使って複雑な計算を解き、新しいビットコインを発行したり取引を承認したりする作業のこと)が非常に盛んな国としても知られています。だからこそ、他の国に先駆けて、こうした大胆な一歩を踏み出そうとしているのかもしれませんね。
なぜ今、こんな動きが出てきたの?
この背景には、「機関投資家の参入」という世界的なトレンドがあります。
機関投資家とは、銀行や保険会社、年金基金など、ものすごく大きな資金を扱うプロの投資家たちのことです。最近、こうしたプロたちが次々とビットコインへの投資を始めています。
大きな組織が動くことで、ビットコイン市場はより成熟し、信頼性が高まっていきます。カザフスタンのような国が準備金として検討し始めたのも、こうした世界的な「仮想通貨の社会的な地位向上」の流れに乗った動きと言えるでしょう。
ジョーのひとこと
いやー、ついに国が準備金として検討する時代が来たか、と胸が熱くなるニュースでしたね。これまで「一部の技術好きのモノ」と見られがちだったビットコインが、世界の経済システムに本格的に組み込まれていく、歴史的な転換点なのかもしれません。カザフスタンの今後の動向から、ますます目が離せません!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Kazakhstan Plans To Establish Bitcoin and Crypto
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