パートナーとのケンカ、本当の原因は「私たち」の問題？それとも「私」の問題？
こんにちは！健康やお金の情報をわかりやすくお届けする、ブロガーのジョンです。
パートナーとケンカをした後、「なんでこんなことで言い争ってるんだろう…」と、ふと我に返ること、ありませんか？
私たちはつい、目の前の対立を「二人の間の問題」だと考えがちです。でも、実はそのケンカの火種、あなた自身の心の中に隠れている「個人的な問題」が原因かもしれません。
今回は、パートナーとの対立が「私たち（Us）の問題」なのか、それとも「私（Me）の問題」なのかを見分けるヒントと、その対処法について、一緒に考えていきましょう！
「私たち」の問題と「私」の問題、どう違うの？
まずは、この二つの違いをはっきりさせておきましょう。ごちゃまぜにしてしまうと、解決策も見つけにくくなってしまいますからね。
「私たち」の問題とは？
これは、二人の価値観、コミュニケーションのスタイル、将来の目標などが異なることから生じる対立です。例えば…
- お金の使い方についての考え方の違い
- 一緒に過ごす時間と、一人で過ごす時間のバランス
- 家事の分担
これらは、どちらが正しいというわけではなく、二人の「間」にあるズレをどう調整していくか、という課題です。
「私」の問題とは？
一方こちらは、あなた自身の内面的な状態が原因で起こる対立です。過去の経験や、今抱えているストレスが、パートナーとの関係に影響を与えてしまうケースですね。例えば…
- 仕事のストレスでイライラして、パートナーにきつく当たってしまう
- 自分に自信がなく、相手の愛情を常に試すような言動をとってしまう
- 過去のつらい経験（トラウマのようなもの）が引き金となり、相手の何気ない一言に過剰に反応してしまう
この場合、問題の根本はパートナーの行動ではなく、あなた自身の心の中にある、というわけです。
もしかして「私」の問題かも？見分けるための3つのサイン
「うーん、自分の場合はどっちだろう？」と思った方のために、見分けるためのヒントを3つご紹介します。
サイン1：同じようなケンカを繰り返している
今のパートナーだけでなく、過去の恋愛でも同じような理由でケンカをしていませんでしたか？「いつも大切にされていない気がする」「どうせ私のことなんて理解してくれない」といった感情が繰り返し湧き上がってくるなら、それはあなたの心の中にある、まだ解決されていないテーマのサインかもしれません。
それはまるで、同じ脚本の映画を、相手役だけ変えて何度も上映しているようなものです。物語の根本を変えない限り、結末はいつも似たようなものになってしまいます。
サイン2：出来事に対して、不釣り合いなほど感情的になる
「パートナーが約束を忘れた」→「もう私のことなんてどうでもいいんだ！」
「LINEの返信が少し遅い」→「浮気してるに違いない！」
このように、起きた出来事の重大さと、あなたの感情の爆発が釣り合っていない場合、注意が必要です。それは、小さな火種（出来事）が、あなたの心の中にあった大きなガソリン（未解決の感情）に引火して、大爆発を起こしているような状態です。
その強い感情は、目の前の出来事そのものよりも、あなたの過去の経験や、心の奥底にある不安から来ている可能性が高いでしょう。
サイン3：心の声が「自分」についての不満ばかり
ケンカの最中、頭に浮かぶ言葉に耳を澄ませてみてください。「なんであなたはこうなの！」という相手への非難よりも、「どうせ私は愛されない」「私は価値のない人間だ」といった、自分自身を責めるような声が聞こえてきませんか？
もしそうなら、あなたはパートナーとの関係を通して、自分自身の自己肯定感の低さや、見捨てられることへの恐怖と向き合っているのかもしれません。問題の核心は、相手の行動ではなく、あなたが自分自身をどう思っているか、という点にあるのです。
じゃあ、どうすればいいの？
もし「これは“私”の問題かもしれない」と気づいたら、それは素晴らしい第一歩です！自分を責める必要は全くありません。むしろ、自分を深く理解し、成長するための大きなチャンスです。
ステップ1：まずは自分の感情を認める
「そっか、私は今、すごく不安なんだな」「寂しかったんだな」と、自分の感情をジャッジせずに、そのまま受け止めてあげましょう。
ステップ2：感情の根っこを探る
「なぜ、こんなに強く反応してしまうんだろう？」と自分に問いかけてみてください。日記をつけたり、静かな場所で一人で考えたりするのも良い方法です。すぐに答えは見つからなくても、問い続けることが大切です。
ステップ3：パートナーに伝えてみる
対立が落ち着いている時に、「この間のケンカ、実は私の個人的な問題が原因だったみたい」と伝えてみましょう。「あなたを責めたいわけじゃないんだ。私が〇〇な気持ちになってしまう癖があるみたい」というように、「私」を主語にして話す（アイ・メッセージ）のがコツです。正直に話すことで、二人の絆がより深まることもあります。
ステップ4：専門家の助けを借りる
自分一人で抱えるのがつらい時や、過去の経験が大きく影響していると感じる場合は、カウンセラーなど、心の専門家に相談するのも素晴らしい選択です。自分の心をメンテナンスするために、プロの力を借りるのは、体を鍛えるためにジムのトレーナーにお願いするのと同じくらい、自然なことですよ。
もちろん、すべての問題が「私」の問題というわけではありません。「私たち」の問題であれば、二人でしっかりと話し合い、お互いの妥協点を見つけていく努力が必要です。
大切なのは、問題の種類を冷静に見極め、それぞれに合ったアプローチをすることですね。
人間関係、特にパートナーシップは、自分自身を映し出す鏡のようなものだなと、この記事をまとめていて感じました。相手を通して、今まで気づかなかった自分の弱さや課題が見えてくるのは、少しつらい時もあります。でも、それは自分を成長させてくれる貴重な機会でもあるんですよね。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです：
Is This An “Us” Problem Or A “Me” Problem? Unpacking
Relationship Conflicts