エルサルバドルとパキスタンが「ビットコイン」で協力?首脳会談の気になる中身をわかりやすく解説!
こんにちは!ブロックチェーン技術の最新ニュースをわかりやすくお届けする、専門ライターのジョンです。
今回は、遠く離れた二つの国、エルサルバドルとパキスタンが「ビットコイン」をテーマに話し合ったという、とても興味深いニュースが入ってきました。国同士がビットコインについて公式に話し合うなんて、一体どんな内容だったのでしょうか?さっそく見ていきましょう!
国のリーダー同士がビットコイン会議を開催
今回、会談を行ったのは、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領と、パキスタンの仮想通貨大臣であるビラル・ビン・サキブ氏です。
エルサルバドルのブケレ大統領は、世界で初めてビットコインを国の正式な通貨(法定通貨といいます)にしたことで非常に有名なリーダーです。そのブケレ大統領が、パキスタンの大臣を自国に招き、ビットコインに関する世界的な協力を広げるための会議を開いた、というのが今回のニュースです。
話し合われた3つの大きなテーマ
公式な発表によると、今回の会談では主に以下の3つの大きなテーマについて話し合われたそうです。一つずつ、やさしく解説していきますね。
- ビットコインのマイニングとエネルギー資源について
まず一つ目は「マイニング」についてです。マイニング(採掘)とは、たくさんのコンピューターを使って非常に複雑な計算問題を解くことで、新しいビットコインを生み出す作業のことです。この作業を手伝ったご褒美として、新しいビットコインがもらえる仕組みになっています。このマイニングには多くの電力が必要になるため、どのようなエネルギーを使うかがとても重要になります。両国は、このマイニングと、それに使うエネルギーについて話し合ったということです。 - 戦略的なビットコイン準備金の創設について
二つ目は「準備金」の話です。戦略的ビットコイン準備金とは、国が将来のために、まるで金(ゴールド)や外国のお金(外貨)のように、ビットコインを国の資産として保有しておくことです。国が「財産」としてビットコインを貯めていく、というイメージですね。これをどうやって作っていくかについて、意見交換がされたようです。 - 両国でのビットコイン教育の推進について
三つ目は「教育」です。それぞれの国で、国民がビットコインについて正しく学べるような機会を増やしていくことについて話し合われました。新しい技術だからこそ、きちんと勉強することが大切だ、という考え方が背景にあるのですね。
筆者ジョンの一言コメント
国と国が、しかも大統領と大臣というレベルでビットコインについて協力しようと話し合うなんて、本当にすごい時代になったなあと感じます。数年前までは、ビットコインは個人や一部の企業のもの、というイメージが強かったですが、今や国家レベルでその価値や可能性が議論されるテーマになっているんですね。この二つの国の協力が、今後どんな新しい動きにつながっていくのか、とても楽しみです!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
El Salvador And Pakistan Leaders Meet To Discuss
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