宇宙でビットコインをマイニング?月での採掘を目指す壮大な計画
皆さん、こんにちは!ブロックチェーン技術を分かりやすく解説するライターのJonです。
普段は地球上でのブロックチェーンのニュースをお届けしていますが、今日のテーマはなんと「宇宙」です。「ビットコインを宇宙で手に入れる」と聞いたら、どんなことを想像しますか?まるでSF映画のような話ですが、今、そんな壮大な計画が話題になっているんです。今回は、この驚きのニュースを初心者の方にも分かるように、丁寧にかみ砕いてご紹介しますね。
そもそも「ビットコインマイニング」って何?
本題に入る前に、まずは「ビットコインマイニング」という言葉について簡単にご説明します。初めて聞く方も多いかもしれませんね。
ビットコインの取引は、世界中のコンピューターが協力して管理する「台帳」に記録されていきます。この台帳はブロックチェーン(取引記録を鎖のようにつなげたもの)と呼ばれています。
マイニング(mining)とは、日本語で「採掘」という意味です。ビットコインのマイニングは、新しい取引記録を計算して、この台帳に正しく追加する作業のことを指します。この計算は非常に複雑なパズルのようなもので、高性能なコンピューターを使って、世界中の人たちが競争しながら解いています。
そして、この難しい計算パズルを一番最初に解いた人(正確にはその人のコンピューター)には、ご褒美として新しいビットコインが与えられます。この一連の流れが、まるで金(ゴールド)を掘り当てる作業に似ていることから、「マイニング」と呼ばれているのです。
- マイニングとは:ビットコインの新しい取引を承認し、記録する作業のこと。
- マイナー(採掘者):マイニングを行う人や組織のこと。
- 報酬:作業を成功させると、新しいビットコインがもらえる。
このマイニング作業には、たくさんの電力と高性能なコンピューターが必要不可欠です。だからこそ、次のニュースがとてもユニークに聞こえるのです。
宇宙でのビットコイン採掘「スペースレース」
さて、ここからが本題です。今回ご紹介する記事によると、今、ビットコインマイニングの世界で新たな「スペースレース」が始まろうとしているというのです。
その目標は、なんと「マイナー(採掘用のコンピューター)を宇宙、さらには月に設置すること」だそうです。
「クレイジーなアイデアだ」と感じる方もいるかもしれませんが、この計画にはメリットがあると考えている人物がいます。その人物とは、インターコスミック・エナジー(Intercosmic Energy)社のニック・モラン(Nick Moran)氏です。彼は、この宇宙でのマイニングというアイデアに価値を見出しているとのことです。
地上で行うだけでも大変なマイニングを、なぜわざわざ宇宙でやろうとするのか、具体的なメリットについては記事に書かれていませんが、非常に夢のある話ですよね。
Jonのひとこと
この記事を最初に読んだとき、「ついにここまで来たか!」と、思わず声が出てしまいました。月でビットコインをマイニングするなんて、本当にSFの世界が現実になるかもしれない、そんな期待を抱かせてくれますね。まだ構想段階のようですが、ブロックチェーン技術の可能性が地球を飛び出して宇宙にまで広がっていく、そのスケールの大きさにワクワクさせられるニュースでした。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Bitcoin Mining in Space