ビットコインを約3万枚も保有!新しい会社が株式市場に登場へ
こんにちは、ブロックチェーン技術を分かりやすく解説するライターのジョンです!
今日は、とてもたくさんのビットコインを持ったまま、株式市場に仲間入りしようとしている新しい会社についてのニュースをお届けします。「会社の財産がビットコイン」って、なんだか未来を感じますよね!さっそく、詳しく見ていきましょう。
ビットコインを大量に持つ新会社「BSTR」とは?
今回話題の中心となっているのは、「ビットコイン・スタンダード・トレジャリー社(Bitcoin Standard Treasury Company)」、略してBSTRという会社です。
このBSTR社が、株式市場に上場(じょうじょう)するために、「カンター・エクイティ・パートナーズ」という会社と合併(がっぺい)することで正式に合意した、と発表しました。
株式市場に上場するというのは、会社の株が取引所で売り買いされるようになり、誰でもその会社の株主になれるチャンスが生まれる、ということです。会社にとっては、たくさんの人から資金を集めやすくなるという大きなメリットがあります。
「SPAC」という特別な上場の仕組み
ところで、今回のニュースで出てきた「合併して上場する」というのは、少し特別な方法です。これには「SPAC(スパック)」という仕組みが使われています。
SPAC(特別買収目的会社)というのは、ちょっと面白い会社で、それ自体は事業を行っていません。有望な会社を見つけてきて、その会社と合体(合併)することだけを目的に作られた、いわば「空箱」のような会社なんです。
これから成長が期待される会社が、このSPACと合体することで、通常よりも早く、そしてスムーズに株式市場に上場できるという利点があります。BSTR社も、この賢い仕組みを使って株式市場へのデビューを目指している、というわけですね。
驚きのビットコイン保有量!その規模は?
このニュースで最も注目すべき点は、BSTR社が保有するビットコインの量です。上場が完了した時点で、なんと会社の公式な資産として30,021ビットコインを保有することになるそうです。
この量は、ビットコインを資産として持っている世界中の上場企業の中でも非常に大きく、BSTR社は世界で4番目に多くのビットコインを保有する上場企業になる見込みです。
今回のニュースのポイントをまとめると、以下のようになります。
- 会社名: ビットコイン・スタンダード・トレジャリー社(BSTR)
- やろうとしていること: SPACという仕組みを使って株式市場に上場する
- すごいポイント: 会社の資産として30,021 BTC(ビットコインの単位)を保有する
- その結果: ビットコインを保有する上場企業として、世界第4位の規模になる
ジョンのひとこと
企業がこれほど多くのビットコインを「会社の資産」として持つことが、少しずつ当たり前の景色になってきていることに驚きますね。これは、ビットコインが個人投資家だけでなく、大きな会社からも「価値のある財産」として正式に認められ始めている証拠と言えそうです。今後、このような会社が市場でどう評価されていくのか、とても興味深いですね!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Bitcoin Standard Treasury To Go Public With 30,021 BTC In
SPAC Merger