「なんのために生きてるんだろう?」答えが見つかる3つのステップ
こんにちは、Jonです!
毎日忙しく過ごしていると、ふと「自分はなんのためにこれをやっているんだろう?」「人生の目的ってなんだろう?」なんて、大きな問いが頭に浮かぶことはありませんか?
「人生の目的」だなんて、なんだか壮大で難しいテーマに感じますよね。でも、実はもっとシンプルに、自分らしい生き方を見つけるための方法があるんです。
今回は、元僧侶でライフコーチとしても活躍するジェイ・シェティさんが提唱する、「自分らしい目的」を見つけるための3ステップ・フレームワークをご紹介します。これを知れば、きっと心が軽くなり、明日からの一歩がもっと楽しくなるはずですよ!
人生の目的は「見つける」のではなく「育てる」もの
多くの人が「人生の目的」とは、ある日突然ひらめく「これだ!」という一つの答えだと思っています。でも、シェティさんは、それは違うと言います。
彼の考え方のベースにあるのは、古代インドの教えに出てくる「ダルマ(Dharma)」というコンセプトです。これは「自分に与えられた役割」や「使命」といった意味の言葉で、情熱やスキル、そして他者への貢献が重なり合うところにある、と考えられています。
つまり、人生の目的とは、完成品を探しにいく旅ではなく、自分の中にあるものを組み合わせて育てていくプロセスなんです。そのための具体的な3つのステップを見ていきましょう。
ステップ1:自分の「情熱(ヴァルナ)」を発見する
最初のステップは、自分が「何に夢中になれるか」「何が得意か」を知ることです。これを「ヴァルナ(Varna)」と呼びます。
ヴァルナとは、人が生まれ持った才能や性質のこと。今の仕事や肩書とは関係なく、あなたが自然とエネルギーを感じる活動のことです。「ガイド役」「クリエイター」「リーダー」など、自分のタイプを知るようなイメージですね。
自分のヴァルナを見つけるために、自分にこう問いかけてみてください。
- 子供の頃、何をしている時が一番楽しかったですか?
- どんな活動をしていると、時間が経つのを忘れるくらい夢中になりますか?
- もしお金の心配がなかったら、どんなことをしてみたいですか?
- 人から「〇〇が得意だね」と褒められることは何ですか?
大切なのは「これを仕事にしなきゃ!」と気負わないこと。まずは純粋に、心がワクワクすること、自然とできてしまうことを見つけるのが目的です。
ステップ2:情熱を「世界のニーズ(セヴァ)」と結びつける
自分の情熱がわかったら、次のステップは、それを「誰かのために役立てる」ことです。これを「セヴァ(Seva)」、つまり「奉仕」と呼びます。
目的や生きがいは、自分の情熱を誰かの助けになる形で使った時に生まれます。自分のスキルが世界のどこかで役立っている、という感覚が、心を満たしてくれるのです。
「世界のニーズ」なんて言うと難しく聞こえるかもしれませんが、そんなに大きな話ではありません。あなたの家族、友人、地域社会といった身近なところからで大丈夫です。
- あなたの周りには、どんな問題や困りごとがありますか?
- ステップ1で見つけたあなたの情熱やスキルで、解決できることはありませんか?
- あなたが助けたい、力になりたいと思うのはどんな人たちですか?
例えば、あなたが料理好き(情熱)なら、忙しい友人のために食事を作ってあげる(貢献)のも立派なセヴァです。自分の「好き」が誰かの「ありがとう」に変わる瞬間を、ぜひ探してみてください。
ステップ3:学び、成長し続ける(サーダナ)
最後のステップは、「サーダナ(Sadhana)」、つまり「日々の実践や鍛錬」です。
一度目的を見つけたら終わり、ではありません。あなたの目的は、あなた自身の成長とともに進化していくからです。情熱をさらに磨き、専門性を高めていくことで、より大きな貢献ができるようになります。
好奇心を持ち続けることが、このステップの鍵です。
- 自分の情熱に関連する本を読んでみる
- オンラインコースで新しいスキルを学んでみる
- 自分より詳しい人(メンター)に話を聞きに行く
- とにかく実践を重ねて、スキルを磨く
学び続けることで、あなたの「できること」が増え、それがまた新しい情熱や貢献につながっていく。このポジティブなサイクルが、あなたらしい人生を豊かにしてくれるのです。
まとめ:あなたの「目的」は3つの輪が重なる場所にある
いかがでしたか?人生の目的を見つけるための3つのステップをまとめると、こうなります。
情熱(ヴァルナ) + 貢献(セヴァ) + 成長(サーダナ) = あなたの目的(ダルマ)
まずは自分の心に正直に「情熱」を見つけ、それを誰かのための「貢献」に使い、そしてそのスキルを「成長」させ続ける。この3つの輪が重なるスイートスポットこそが、あなただけの「人生の目的」なのです。
筆者の一言:
この記事を読んで、人生の目的は何か特別なものでなくてもいいんだなと、改めて感じました。自分が「楽しい」と感じることを、誰かの「助かった」に少しだけつなげてみる。その小さな積み重ねこそが、自分らしい、充実した生き方につながっていくのかもしれませんね。
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
The 3-Step Framework To Discover Your Purpose & Live
Authentically