アメリカ最大の銀行、JPモルガンがビットコインを担保にした融資を検討中！？
皆さん、こんにちは！ブロックチェーン専門ライターのジョンです。
今日は、金融の世界からビックリするようなニュースが飛び込んできました。なんと、アメリカで一番大きな銀行であるJPモルガン・チェースが、顧客の持っているビットコインなどの暗号資産（インターネット上でやり取りされるデジタルな資産のことです）を「担保」にして、お金を貸し出すサービスを検討しているというのです！
これは、伝統的な金融機関がデジタル資産をどう見ていくかという点で、とても大きな一歩になるかもしれません。今回はこのニュースについて、誰にでも分かるようにやさしく解説していきますね。
そもそも「担保にして融資」ってどういうこと？
「担保（たんぽ）」という言葉、少し難しく聞こえるかもしれませんね。身近な例で考えてみましょう。
例えば、家を買うために銀行からお金を借りる「住宅ローン」を組むとき、その買った家自体が担保になります。もし万が一、ローンの返済ができなくなってしまった場合、銀行は担保である家を差し押さえて、お金を回収します。このように、お金を借りる際に「これを代わりに渡します」と約束する価値あるモノが「担保」です。
今回のニュースは、この「担保」として、家や土地ではなく「ビットコイン」を使えるようにしようと、JPモルガンが考えている、というお話なんです。つまり、ビットコインを持っている人が、それを銀行に預けることで、米ドルなどのお金を借りられるようになるかもしれない、ということですね。
今回のニュースが「画期的」な理由
このニュースがなぜこれほど注目されているのか、その理由は主に2つあります。
- アメリカ最大の銀行による動きだから
JPモルガンは、アメリカで最も大きな銀行です。そんな巨大で歴史ある金融機関が、ビットコインを資産として真剣に検討しているという事実は、非常に大きな意味を持ちます。 - 「ビットコインそのもの」を担保にするから
実はこれまでにも、ビットコインの価格に連動する金融商品はありました。例えば「ビットコインETF（上場投資信託といい、株のように証券取引所で売買できるビットコイン関連の金融パッケージ商品です）」などです。しかし、今回の計画がすごいのは、そうした関連商品ではなく、顧客が保有しているビットコインというデジタル資産そのものを直接、担保として受け入れることを検討している点です。これは、JPモルガンにとって初めての試みとなります。
これは、銀行がビットコインを単なる値動きのある商品としてではなく、不動産などと同じように「価値のある資産」として認め始めている、と捉えることもできるかもしれません。
ジョンからのひとこと
こんにちは、ジョンです。アメリカの金融界のトップであるJPモルガンが、ビットコインを直接担保として受け入れることを検討しているというニュースには、本当に驚きました。これは、ビットコインが、伝統的な金融の世界でも「信頼できる資産」として、一歩ずつ認められ始めている証拠なのかもしれません。今後の展開から目が離せませんね！
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです：
JPMorgan Considers Bitcoin‑Secured Lending