ブリッケンとアセテラが提携!「トークン化資産」の取引がもっと身近に?
こんにちは、最新テクノロジーニュースを分かりやすくお届けするブロガーのジョンです!
最近、金融とテクノロジーの世界で、ちょっと面白いニュースが飛び込んできました。「ブリッケン(Brickken)」と「アセテラ(Assetera)」という2つの会社が、新しいパートナーシップを結んだというお話です。
「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんが、ご安心ください! この提携が私たちの未来の投資にどう関わってくるのか、誰にでも分かるように、じっくり解説していきますね。
そもそも、どんな提携なの?
今回のニュースのポイントは、ブリッケンという会社のサービスを使っている人たち(クライアント)が、とても大きなメリットを得られるようになる、という点です。
具体的には、ブリッケンのクライアントが持っている「デジタル証券(デジタルの有価証券)」を、ヨーロッパ連合(EU)の公式な市場で、売り買い(取引)できるようになるんです。
「トークン化資産」や「デジタル証券」って何?
ここで一番大事なキーワードが「デジタル証券」です。記事のタイトルでは「トークン化資産」とも呼ばれていますが、これはいったい何なのでしょうか?
一言でいうと、「現実の世界にある資産を、デジタルの形に変えたもの」です。
例えば、会社の株や不動産(土地や建物)といった実物のある資産を、ブロックチェーン(取引の記録をみんなで安全に管理する技術)などを使ってデジタルデータに変換します。このデジタル化された資産が「トークン化資産」や「デジタル証券」と呼ばれるものなんです。こうすることで、インターネット上で簡単に、そして安全に資産を売買できるようになります。
この提携がもたらす3つの良いこと
では、ブリッケンとアセテラの提携によって、具体的にどんな良いことがあるのでしょうか?元記事によると、大きく3つのメリットが挙げられています。
- 1. EUの「規制された市場」で取引できる
これはとても重要です。「規制された市場」というのは、国や公的機関が定めたルールに沿って運営されている、いわば「公認の取引所」のこと。こうした場所で取引できるということは、投資家にとって安心感があり、信頼性が高まることを意味します。 - 2. 「流動性」が高まる
ニュースのタイトルにもある「流動性(りゅうどうせい)」という言葉、聞きなれないかもしれませんね。これは「資産の売りやすさ、現金への換えやすさ」のことです。例えば、売りたいと思った時にすぐに買い手が見つかる資産は「流動性が高い」と言えます。今回の提携で、より多くの人が参加する市場で取引できるようになるため、このデジタル証券がもっと売買しやすくなる、つまり流動性が高まることが期待されています。 - 3. 注目度が上がり、投資家が増える
公式な市場に上場することで、そのデジタル証券がより多くの人の目に触れるようになります(これを「認知度が拡大する」と言います)。また、これまでその資産に投資したくてもできなかった人たちも、参加しやすくなります(「投資家アクセスが拡大する」)。結果として、より多くの資金が集まり、市場全体が活発になるかもしれません。
例えるなら、これまで町の中だけで売られていたクリエイターの作品が、ヨーロッパ中の有名なデパートで展示・販売されるようになるようなイメージです。より多くの人が作品を知り、安心して購入できるようになるわけですね。
ジョンの一言
一見すると専門的なニュースですが、このように「現実の資産」と「デジタルの世界」をつなぐ動きは、今後ますます増えていきそうです。これまで一部の人しか投資できなかったような資産が、テクノロジーの力で誰にでも開かれるようになるかもしれませんね。今後の動向に注目していきたいです!
この記事は、以下の元記事をもとに筆者の視点でまとめたものです:
Brickken Partners With Assetera To Bring Liquidity To
Tokenized Assets