Johnです。2025年10月17日(金)、日本のWeb3・メタバース・ブロックチェーン業界を眺めてみましょう
みなさん、こんにちは。Johnです。Web3やメタバース、ブロックチェーンの世界は、実はあまり速すぎず、大きな変化も小さな進化も、公式発表や各社IR、プレスリリースで細かく「動き」が見えてきます。今日、日本時間(JST)でどんなことが公式に、実際に動いたのか――その事実をギュッとまとめてみます。はじめての方にも「ここがポイント」とわかるよう、用語の意味もこの場で補足しますので、気軽に読んでみてください。
今回は「テーマ別」構成で、お伝えします。トピックは「日本発Web3ゲーム最新情報」「メタバース業界の進化と学びの場の増加」「自治体や企業のWeb3/メタバース新活用例」「注目のトークン・ネットワーク動向」「プロダクト・イベント最新情報」の5つに分けて解説します。あわせて、Web3・メタバース実務にとって“今”確認しておきたいチェックリストも掲載しますので、ぜひ日々の活用や判断の参考にしてください。
それでは、やさしく正確に、事実を追っていきましょう。“今日”日本国内で公式発表されたニュースだけをしっかりファクトベースでお届けします。
Web3ゲームの新サービスが誕生、初心者でも“遊べる仕組み”が特徴
abcとDANCING BONITOは、2025年10月16日よりTON(The Open Network/テレグラムが開発元の高速かつ低コストなブロックチェーンプラットフォーム)上で新作Web3ミニゲーム「Nyan race(ニャン レース)」の正式サービスを開始しました[1]。このゲーム、最大の特徴は「暗号資産をまったく持っていない方でも、気軽にプレイしながらWeb3とふれあえる」設計です。NFTキャラクター(ブロックチェーンで唯一性を証明されたデジタルキャラ)を操作してスコアを競うレース型ミニゲームで、「プレイ&イーナー(Play & Earn/遊びながら稼げる)モデル」を採用しています。
トークノミクス(トークン経済圏設計)としては、TONチェーン上で独自トークンを発行しつつ、別のトークン「GYAN BLUE($NYAN)」とのハイブリッド運用も特徴です。一定量の$NYANを保有するユーザーには、NFTガバナンス(運営への参加権)や限定NFTの優先取得権などが付与される「猫主(Cat Owner)」制度も将来的に導入予定とのこと。ゲームプロデューサーはDANCING BONITOのCEO・杉山楠知氏が務めています。
今後は「Project GJ(仮)」とのIP連携や、「WOWOO」との技術連携(クロスチェーン化、ステーブル資産連携、トークンユーティリティの多層化など)も進める方針です[1]。Web3ゲームが「ふれるきっかけ」を増やそうとしている点、ぜひ注目してみてください。
こうした仕組みは、ゲームを楽しみつつ、NFTやトークンの取引、資産管理の感覚に慣れていける“入門”としてもおすすめです。ただし、暗号資産やNFTの購入・売却・送金といった行為には価格変動リスクや詐欺リスクがつきものですので、安心できる取引所で、自分のルールを守ってご利用ください。はじめて口座開設を検討する方は、まず取引所の選び方を押さえておくと安心です:初心者向けの仮想通貨取引所の選び方&比較
メタバース・教育・学びの“リアルな進化”、社会課題への活用も加速
東京大学の「メタバース工学部」は、2025年10月17日、ジュニア講座の2025秋講座受講受付を開始しました[10]。同学部は、すべての年齢層が最新の情報や工学の知見を、メタバース空間で実践的に学べる場を目指しています。リアルからバーチャルへ、学びの選択肢が増え続けている一例です。
社会課題の現場では、トランスコスモスと渋谷未来デザインが、Roblox(日本では「ロブロックス」と表記されることも多い、グローバルなメタバースゲームプラットフォーム)を活用した新たな体験施策「FIND THE…」を2025年10月17日(金)11:00に発表しました[6]。渋谷の都市課題を、若年層や海外の方にも“自分ごと”として考えてもらうため、ゲームを使って行動変容を促す仕組みです。例えばハロウィーンの仮装・カルチャー探しの体験の中に「街の美化につながる行動」を自然に組み込んでいるのが特徴。スタート時点では『たまごっち』や『ベイブレード』、アニメ『夜のクラゲは泳げない』のアーティスト「JELEE」とのコラボも実施し、親しみやすい体験設計がなされています。
この施策、前回(2024年10月)は48時間で19万人以上が来訪した実績を持ち、Robloxクリエイターチーム「ロブラボ」主催の大規模イベントとも連携するなど、実効性を高める工夫も盛り込まれています[6]。メタバース空間が、単なるエンタメを超えて“社会との接点”となりつつある好例といえます。
さらに、三条市とGugenkaが連携し、メタバース(VRChat)を活用した次世代クリエイター育成プログラムを同日に発表しました[14]。VRChat上でワークショップや制作体験ができるもので、地方自治体が最先端技術を活用して人材育成に乗り出した点も見逃せません。
こうした動きは、学校教育・生涯学習・社会人スキルアップなど、学びの場そのものが多様化していることを証明しています。VRやAR(現実世界に仮想情報を重ねる拡張現実)の技術進化も、「どこでも、だれとでも」学び合える社会を後押ししています。下調べから構成づくりまでを素早く回すなら、AIワークフロー支援のGensparkが便利ですし、図解や資料の初稿づくりには生成型ドキュメントの<a href="https://gamefi.co.jp/2025/09/07/what-is-gamma-the-new-standard-for-creating-documen